【応用】PLC(シーケンサ)で太鼓の達人!連続動作確認

PLC(シーケンサ)で太鼓の達人!のゲーム作成をしました。
今回は、連続動作を追加しました。

大きくは2点
ドン!カッ!の両方表示
・太鼓のドン!カッ!、どちらが押された場合にポイント追加するか判断

を追加しました。

前回記事

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その他にもゲームは作成していますので、参考記事を貼り付けておきます。

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【目次】

機能追加

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今回追加した機能としては
・カッ!生成
・得点、得点リセット
・先頭No.
・連続表示
などです。説明をしていきます。

デバイス一覧

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カッ!生成

これは前回の記事ではドン!を生成することができましたが、カッ!を生成できませんでしたので、生成できるようにしました。

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単純にドン!の赤い部分を青にしただけです。笑

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得点、得点リセット

得点はよくわかりませんでしたので、ある範囲の場合1点、ある範囲の場合3点というようにしました。
このある範囲というのは、速度によって変わってしまうので調整が難しいです。

得点計測があれば、当然0にしたボタンもつける必要があります。直接0を書き込むようにしました。

先頭No.

これは現在、どのキャラクタNo.が先頭にいるか表示しました。
動作には必要ありませんので、私の調整用です。

連続表示

部品移動

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前回同様、部品移動を使用して表示させます。
ただし、今回は多くのドン!やカッ!を表示させるため、ちょっとしたテクニックを使用します。

そのテクニックを使用する前に、部品移動を多く作成します。それが上記画像となります。
部品は50個作りました。

デバイスについてですが、
・キャラクタNo.1
D2000:部品表示デバイス(値によって部品を切り換えられるデバイス)
D2002:部品移動 X軸ポジション位置
D2003:部品移動 Y軸ポジション位置

・キャラクタNo.2
D2005:部品表示デバイス(値によって部品を切り換えられるデバイス)
D2007:部品移動 X軸ポジション位置
D2008:部品移動 Y軸ポジション位置

としました。このように、データレジスタDをキャラクタNo.毎にまとめることによって、データレジスタDをインデックス修飾Zする場合にプログラムが簡単になります

FOR~NEXT指令での処理

50個ドン!、カッ!を表示することが出来るのですが、これを一つ、一つ処理していては、動作変更した場合に修正で多くの時間を費やしてしまいます。ですので、今回は多数のFOR~NEXT指令を用いています。

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インデックス修飾Z

FOR~NEXT指令の中には、必ずインデックス修飾Zを使用しています。インデックス修飾をすることによって、データレジスタをオフセットすることができ、様々な処理を自動化することができます。

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上記画像がキャラクタ(ドン!、カッ!)を表示させるためのプログラムです。流れとして、
1.キャラクタが入力されていないデバイスをFOR~NEXT指令とインデックス修飾Z10を使用して検索。
2.キャラクタがドン!(L1020:ON)かカッ!(L1021:ON)を生成するのか確認しD2000Z10に書き込む。
3.データ転送が完了した所で、FOR~NEXT指令をBREAK指令で抜ける。

というようになっています。

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連続動作確認

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上記動画が連続で動作させたものになります。
ドン!やカッ!を連続表示でき、また太鼓の動作も確認できました。

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終わりに

FOR~NEXT指令を多用し、かなり難しいプログラムになりました。笑
また出来ましたら報告したいと思います。

著作権について

今回参考にしています『太鼓の達人』はBANDAI NAMKOが開発、著作権を有しています

紹介するゲーム製作手法は、にわかFA電気屋が独自に考案するものであり、実際のゲーム製作手法とは異なる手法を使用しております。

にわかFA電気屋は私的使用の範囲内でゲームを製作するものであり、製作したゲームを配布・販売する意思がないことを宣言致します。
当記事が、BANDAI NAMKOより著作権侵害とみなされた場合、当記事を即刻削除致します。

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