【初級編】PLC(シーケンサ)のGX Works2プログラム容量確認方法

自分の作成したプログラムが一体どれくらいの容量なのか確認したことはあるでしょうか。

プログラムを試運転前に作る重要な理由としては、プログラム容量を確認することでもあります。
プログラム容量がオーバーする場合はPLC(シーケンサ)のCPUを交換する必要があるため、もしも交換することになっても間に合う可能性があるためです。

GX Works2のプログラム容量確認方法を紹介します。

【目次】

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プログラム容量確認方法

『ツール』⇒『メモリ容量計算』

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上タブの『ツール』を選択します。
選択すると、選択項目に『メモリ容量計算』という部分がありますので選択します。

『パラメータ + プログラム』⇒『実行』

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次に計算する項目を選択します。
ここは『パラメータ + プログラム』を選択します。

『パラメータ + プログラム』を選択したら、下の『実行』を選択します。

容量計算結果

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上記画像が計算結果です。

表示単位はバイトです。表示オプションでステップに切り替えることが出来ます

表示単位 ステップ

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ここで注目して頂きたいのが、プログラム010です。これは空プログラムなのですが、空プログラムでも557ステップを使用するということです。

プログラム容量が少ないCPUを使用した場合、プログラムを分けてしまうと、プログラム容量が足りなくなることがあるので注意して下さい。

終わりに

プログラム作成がおおよそ終わりましたら、プログラム容量計算を行って下さい。
たまに容量オーバーする場合がありますので、その場合はPLC(シーケンサ)を交換して下さい。

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