【中級編】KEYENCE製センサー LR-ZB100N使用方法

工場の生産ラインではよく使用されているKEYENCE製センサーLR-ZB100Nについて紹介します。
LR-ZB100Nは、レーザーセンサーであり、IP68対応、材質がステンレスという製品で非常に使い勝手が良く、生食搬送や薬品関係に多く使用されています。

レーザーセンサーということもあり、パウチ品の搬送でも多く使われています。パウチ品の検出は非常に精度が必要であり、このLR-ZB100Nなら搬送面上に設置することで調整すれば正確に検出することが可能となります。

【目次】

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LR-ZB100とは

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仕様

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レーザーセンサーとは

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www.keyence.co.jp


設置方法

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コンベヤなどで搬送する場合の設置は、流れ方向に対して垂直になるよう設置します。

なぜ流れ方向に対して垂直かというと、『正確な位置を出すため』です。正直レーザーセンサーは元々の精度が良いのであまり気になりませんが、微小範囲でいうと、レーザーは『点』ではなく『面』で物体を検出します。その際に流れ方向に対して水平だと、構造上跳ね返ってくる光が不安定になるそうです。

流れ方向に垂直ですと、構造上安定するそうです。上記にも記載していますが、検出物の反射光を斜めに見ているのでなんとなくわかるような気もします

私も聞いた話ですので、詳しいことはキーエンスさんに聞いてみて下さい。笑

使用方法

機能

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出力切り換え L.ON(入光時ON)、D.ON(遮光時ON)

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感度調整方法

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感度調整方法ですが、私がよく使用するのは『2点チューニング』『フルオートチューニング』です。設定が終了すると、閾値が表示されます。その閾値をマニュアル調整で微調整していきます。

マニュアル調整

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マニュアル調整は最後の微調整でとても重要です。しっかり調整して下さい。

その他設定項目

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終わりに

よく使用するセンサーですので、参考にしてみて下さい。

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