GX Works3の表示接点数を増やす方法があります。増やした方が横並びで見やすいため、私はなるべく接点を多くします。あまり使用している人がいないのが残念ですが、そんな方法を紹介していきたいと思います。
GX Works3のプログラムは初期にデバイスコメントが表示されないようになっています。ですので、デバイスコメントが表示されるように設定する必要があります。基本的な設定ですので覚えるようにしましょう。
プログラム作成の基本ですが、2重コイルチェックとコメント連続入力は必要な操作です。2重コイルチェックとは、同一のアウトコイルYやM,Lなどが2つ以上存在する矛盾したプログラムをチェックするということです。2重コイルになると正常にONしたりOFFしなかっ…
サンプルコメントとは、特殊リレーSM400:常時ONやSM401:常時OFFなどのPLCやCC-Linkユニット、シンプルモーションユニットが持つ設定されているデバイスのコメントです。これらを直接入力するのはとても手間が掛かります。ですので、簡単に入力できるように…
最近3Dシミュレーションについての記事を書いているのですが、どのようにして3DシミュレーションをGT Designer3で設定しているのかを説明していませんでした。新しい環境で3Dシミュレーションを構築したいと思いましたので、ついでに3Dシミュレーションの方…
先月はご質問が一切ありませんでしたが、今回2件ご質問を頂きました。よくわからないネットの人に質問をして頂けるのは嬉しいですし、一応信頼されているのかなと勝手に思っています。こういう企画がないと記事更新を怠ってしまうので、強制的に書くような制…
電気設計って、かっこよく制御盤設計したりPLCプログラム設計したりと思っているかと思います。たしかに、電気設計はそういう部署ですが、基礎知識がなければ制御盤設計もPLCプログラム設計もできません。今回は制御盤設計について紹介しますが、制御盤設計…
今回からGX Works3のプログラム講座を始めたいと思います。GX Works2は触れたことがあるが、GX Works3はあまり触れたことがない方が多いかと思います。今後GX Works3に移行するのは目に見えておりますので、今はGX Works2だ!と言わずにGX Works3にも触れる…
サーボの位置決め動作を行う場合、原点復帰動作が必要となります。サーボモータの原点復帰方法はいくつかあり、その機構にあった方法を選択する必要があります。今回は原点復帰の方法について詳しく説明しませんが、MT Developer2によるモーションSFCプログ…
以前紹介したGX Works2 & MT Developer2 & GT Desiger3との連携シミュレーションですが、どのような設定を行えばよいかという部分を省略してしまいました。GT Desiger3には、GX Works2とMT Developer2と通信ができるシミュレーション設定があり、この設定を…
消費電力が大きいDC24Vのサーボモータなどを並列回路で電源供給していると、末端電圧が下がることがあります。電圧降下とは主に電線にある抵抗によって電圧が減少してしまうのですが、今回の事例は並列回路におけるサーボモータへの電源電圧減少が問題となり…
指令生成軸とは、カム制御を使用する上で重要な役割があるものです。機械カムから電子カムへ切り替わるにあたり、今まで主軸としていたサーボモータの代わりを担うものであり、主軸をモーションコントローラ上で制御することができます。タイミングはカム曲…
3相200Vの電力を求めるときに目にするP = √3VIcosθ。いつも√3を掛ける理由がわからずモヤモヤしたことはないでしょうか。三相200VにはY結線やΔ結線など様々な方法があり、今回はY結線における電力について説明したいと思います。
モーションSFCプログラムを構成するものとしてトランジションプログラムと演算制御プログラムというものがあります。難しく考える必要はなく、『トランジションプログラムが条件成立しているかの判断プログラム』、 『演算制御プログラムがビットやデータレ…
『ジャンプ、ポインタは常時監視ができる』モーションSFCの特徴としてENDまで到達するとそのプログラムのスキャンを終了します。通常の動作でプログラムが終了してしまうのは困るので、ジャンプ、ポインタにてプログラムを終了させないようにするのです。今…