2021-01-01から1年間の記事一覧
立ち上がりパルス否定の使い方についてよくわからないやそこまで重要なのかという意見を耳にすることがありますが、私は現場で良く使用します。あまり講習会やプログラム例で載ることがないのですが、立ち上がりパルス否定の使い方としてはクロックパルス生…
私は、転職活動を少しずつ行っているのですが、半導体加工装置メーカーでとある企業の選考を受け、組み込みソフトウェアというものに興味を示しました。もともと、私はC言語がベースで大学時代研究を進めており、組み込みソフトウェアはC言語でプログラムす…
自己保持をセット・リセットする方法は様々あり、現場では様々な手法でタイミングをわざとずらしたりインターロックを取ったりということを行っております。なかなか講習会では基本の型を重要視するため、このような複雑な手法をわざわざ紹介することができ…
PLC、シーケンサには文字列転送$MOVや文字列結合$+などASCIIコードと呼ばれる文字列のデータを処理する命令が複数存在します。ASCIIコードを処理するためには文字列転送命令や文字列結合命令など、それらの処理で事足りることが多いのですが、やはり文字列を…
自己保持回路というのはシーケンス制御で基礎の基礎であり、この自己保持ができない限り装置を動かしたり複雑な制御を行えたりということはできないです。自己保持をどのようにセットし、どのように解除するかというのはタイミングを考慮しなければならない…
文字列結合はアスキーコードをデータレジスタへ格納している場合に非常に効果的です。アスキーコードとは、PCで判断している数値 0x30 = 0, 0x31 = 1のことです。PLCのデータレジスタでは0x30 = 48, 0x31 = 49となってしまいますので、文字列転送命令$MOVを…
文字列転送はPCとのシリアル通信を行う際などに多く使われる機能であり、例えばPLCで0だとしてもPCだとNULLというものになります。PCへ送る文字列をPLCから送る文字を”LON”と仮定すると実際のデータレジスタには”0x4C4F4E”という16進数を送ってくれます。…
シリアル通信と聞くと少し尻込みしてしまう方も多いかと思いますが、一連の私の記事を見て頂きましたあなたならもう安心してシリアル通信の仕事もこなせるでしょう。装置もので多軸のサーボモータを使用している方でもなかなかシリアル通信を行ったことがあ…
シリアル通信で相手機器から送られてくる情報を読み出す方法はiQ-Rシリーズのユニット専用命令であるGP.BUFRCV命令です。正直このような命令はシリアル通信を行ったり、特殊な機器を使用する際にしか使用しないため、普段はコンベヤ単体の制御しか行わない方…
iQ-RシリーズのEthernetユニットRJ71EN71とN-L20のシリアル通信について紹介してきましたが、N-L20のシリアル通信って一体どのようなことができるのか、どのようなタイミングでバーコードリーダーで読み取った情報を手に入れるのかわからないと思います。私…
シリアル通信を行うためには、ユニット専用命令であるZP.OPENという命令を使用する必要があります。なかなかユニット専用命令に慣れないし、様々なユニット専用命令があってこれいつ使うの?というものが多々見受けられますが、今回はそのいつ使うの?という…
iQ-Rシリーズ EthernetユニットRJ71EN71によるN-L20とのシリアル通信は制御コマンドを送信し、N-L20が返信コードをPLCへ送るようになるため、処理が非常に速いようです。PLCリンクのメリットは簡単設定でN-L20と通信が可能なところですが、デメリットとして…
iQ-Rシリーズとバーコードリーダーとのシリアル通信を行う際には、iQ-RのEthernetユニットRJ71EN71にもIPアドレスなどを設定する必要があります。シリアル通信設定(コマンド制御)にするメリットとして制御周期が早いということがあります。N-L20の通信速度…
PLCで様々なことができるようになってくると、バーコードリーダーと通信して振分を行って欲しいという要望が発生します。バーコードリーダーはキーエンス製がよく指定され、バーコードリーダーと通信できる専用ユニットN-L20があります。これは様々な通信方…
上記画像のような制御盤、ブレーカーの位置が高いです。ブレーカーの操作部分を制御盤面に出してほしいという要望から、ブレーカーの設置位置を高くしました。その際に使用したものが篠原電機のスライド式ブレーカ取付台です。篠原電機の盤用パーツにはメイ…
浮動小数点演算を行うことは、PLCを使い慣れている人でもなかなかいないのが現実です。複雑な制御や単位が異なるものを単位換算するような設備になれば使用することもありますが、それはごく少数です。複雑な制御や単位変換が異なるレベルの設備はサーボを複…
浮動小数点演算を行うことは、PLCを使い慣れている人でもなかなかいないのが現実です。複雑な制御や単位が異なるものを単位換算するような設備になれば使用することもありますが、それはごく少数です。複雑な制御や単位変換が異なるレベルの設備はサーボを複…
浮動小数点演算を行うことは、PLCを使い慣れている人でもなかなかいないのが現実です。複雑な制御や単位が異なるものを単位換算するような設備になれば使用することもありますが、それはごく少数です。複雑な制御や単位変換が異なるレベルの設備はサーボを複…
浮動小数点演算を行うことは、PLCを使い慣れている人でもなかなかいないのが現実です。複雑な制御や単位が異なるものを単位換算するような設備になれば使用することもありますが、それはごく少数です。今回は浮動小数点演算の加算E+(P)について紹介します。
電卓プログラムをこれまで作成してきましたので、GX Works3とGT Designer3のシミュレーションを用いて動作が正常に行えるか確認する作業を行います。ラダープログラムを解説しましたが、実際どのように動作しているか確認するには、タッチパネルで人に見える…
電卓プログラムの続きであり、プログラム上だけではわかりにくいものがありましたのでタッチパネルを使用して見やすくしましょう。デバイスマップの通りになるべくタッチパネルを作成していくとわかりやすくなるでしょう。デバイスマップを先に作るメリット…
電卓プログラムは簡単そうに見えて意外と作成すると難しいです。どのように処理していくか、+-×÷の連続演算の時どうするか。データレジスタをあえて浮動小数点用にして処理させないといけないとか、色々と制約や考えをしっかりしていないと電卓プログラムは…
三菱電機製PLCを使用している方でもあまり使用したことがないということもあるファイルレジスタZRですが、多品種のパラメータを扱う際には非常に便利であり、通常使用するデータレジスタDとほぼ同じ扱いが可能です。なぜ使用したことがないというと、設定が…
GX Works3にはプログラム連続貼り付け機能があり、同じようなプログラムは1つ作成すればコピーすることが可能となります。FA生産設備では同じような箇所がたくさん存在し、1つのPLCで制御する範囲も年々増えているため、同様のプログラムを複製する、この連…
MR-J4Bシリーズで絶対位置検出システムを使用する際はバッテリを取り付ける必要があり、このバッテリは電圧低下したら警報を出力してメンテナンス作業、つまりバッテリの交換作業などを行って頂く必要があります。バッテリ電圧低下の警報を出力してあげない…
シンプルモーションユニットRD77MSシリーズを使用する際には必ずサーボモータを制御すると思います。サーボモータの制御にはサーボアンプが必要であり、サーボモータのシステムとして絶対位置システムというものを使用することができます。絶対位置システム…
PLCの時計データを書き込む、読み出すことができればタッチパネルGOTに連動させることができたり、上位との時刻合わせなどが簡単に行うことができます。時計データはあまり重要視されていませんが、異常・警報などが発生した時刻が実際の時刻と異なるといち…
モーションCPUはiQ-RシリーズのCPUとバッファメモリを通じて通信を行うことができ、バッファメモリに転送されたデータを自動的に自分のデバイス(X、Y、Bなど)へ反映してくれるシステムをリフレッシュと言います。このリフレッシュシステムを使用するために…
モーションCPUを使用する時、GX Works3でも同じような設定を行う必要があります。リフレッシュ設定やCPU号機など、様々ありますがこれらのGX Works3とMT Developer2でパラメータの不一致が生じるとプログラム上非常によくないです。パラメータの不一致を少し…
モーションCPU MT Developer2を使用する際には、必ずPLC(CPU)があり、PLCとモーションCPUとの通信方法はリフレッシュデバイスにて行うことができます。通信方法のイメージとしては、お互いのバッファメモリにデータを送信し、お互いのタイミングでバッファ…