『昔は残業しない日がなかった』、『今月は○○時間残業したよー』とか先輩社員や上司から言われたことはないでしょうか。
事務職ではあまり残業が考えられないと思いますが、技術者、特に設計者は残業時間が多い傾向にあります。
設計者というのは専門職。ある程度仕事の型が決まっているが、お客様のニーズに応えるため現状と異なる手法を考える必要があります。
そのような手法を考える時間が多く、また設計したものが正しく作られるかやトラブル対応など、設計者にはたくさんの作業があり、残業が発生してしまいます。
基本的に私の考えとしては残業に反対です。
しかし、私は技術者こそ残業しろ!という考えです。なぜ技術者が残業しなければならないのか。それについてお話したいと思います。
【目次】
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残業は自分の技術を伸ばすチャンス
残業は自分の技術を伸ばすチャンスでもあります。
なぜ残業が自分の技術を伸ばすチャンスなのか。
残業というのは学校における勉強や部活動の居残り練習と同じです。
居残りしている人が全員優秀とはいいませんが、居残りしていない人よりも練習している人のほうが勉強の成績が良かったり、試合に出れるスタメンになれたりしていると思います。
ですので、仕事も同様に残業をして仕事に時間を掛けただけあなたの技術力が上がります。
また、出張など現地調整で一人で何かを乗り越えた経験がよりあなたの技術力を上げることになります。
他人に認められるには基礎をしっかり作ること
他人から見える自分の実力は氷山の一角でしかありません。
しっかりした土台があるからこそ、でっかい氷山となるのです。
その土台をつくるためには様々な経験をしてたくさん学ぶ必要があるのです。
お客様の要望も日々変化します。その中で今までの経験から最適な対処方法をお客様に提案することができるのが優秀な技術者だと言えます。
基礎をつくるためにはまず、疑問に思ったことは自分で調べることが重要です。
自分で調べるからこそ根本的な部分をじっくり理解することができ、その努力があなたの土台(基礎)となるのです。
やっぱり残業は悪!
私が思うに残業は悪でしかないと思っています。
残業=短期集中で仕事をするのですが、それはつまりオーバーワークと一緒の意味です。
私も一度オーバーワークで体を壊したことがあります。
子供は適度な運動適度な睡眠によって体が大人になっていきます。
これは大人も同じであり適度な仕事適度な睡眠が必要なのです。
お金のためにオーバーワークをするのではなく自分の体のために適度な仕事適度な睡眠をとるようにしましょう。
終わりに
残業をすることで様々な経験になりますが、やりすぎるのは今の世の中の流れと逆行します。自分なりに今後の仕事の方法を模索してみてはいかがでしょうか。
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