QシリーズのPLCでファイルレジスタを使用する場合、拡張SRAMカードが必要です。
ただ、Q03UDVCCPUなどのようなQnUDVCPUはファイルレジスタZRがすでに用意されており、設定すれば使用できるようになります。
今回はそのファイルレジスタの設定方法について紹介します。
【目次】
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そもそもファイルレジスタとは
大容量のデータを扱う際、データレジスタDですと使用量に制限が掛かったりしてしまいます。
また、品種データが多いとき、100品種 × 300ワード = 30 000ワード必要となり、容量が足りなくなります。
そのような場合にファイルレジスタを使用することによって品種データとプログラムの処理用とデータレジスタを分けることができます。
参考1K = 1024ワードのようです。
ファイルレジスタ設定 GX Works2
PCパラメータ
PCファイル設定
『下記ファイルを使用する』にチェックを入れれば良いです。
デバイス設定
Q03UDVCPUは96kのファイルレジスタを使用することができるようなので、そのように指定します。
終わりに
ファイルレジスタ、なかなか聞かないですが使い方を覚えると色々
と便利そうです。
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