【初級編】PLC(シーケンサ)によるGX Works3のワードシフトDSFL

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ワードシフトとは、データデバイスであるDを1ワード分シフトする命令であり、その範囲と毎スキャン実行するかパルスにするかをDSFLDSFL(P)で指定することが可能です。

ワードシフトの図解
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Point.DSFL実行時先頭ワードは0になる

DSFLで指定したD、つまりシフトの基準データレジスタはDSFL実行時に0となります。

ラダーの処理上、DSFLをどの位置で実行するかによってプログラムの組み方を工夫する必要があります。

DSFLはどのような場合に使用するか、DSFLは主にデータトラッキング(データ追跡)を行う場合に使用します。

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GX Works3 ワードシフトDSFL・DSFLP

ワードシフトDSFL・DSFLP命令
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ワードシフトDSFL・DSFLP命令詳細
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ワードシフトDSFL・DSFLPプログラム参考例
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プログラム実行結果例
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まとめ
・DSFL実行時、先頭ワードは0になる
・ワードシフトは主にデータトラッキングで使用
・DSFLは左シフト、DSFRは右シフト



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