小さい頃、『努力することが一番』と言われたことないでしょうか。
私も努力することは賛成ですし、とても良いことだと思います。
実際、何かを成し遂げるためには努力が必要です。
その努力は、自分自身が行うものと対価によって置き換えられます。
私はこれだけ時間を掛けてプロジェクトを成功させた = 時間という努力
一所懸命勉強して合格した = 集中という努力
お金を掛けて家を建てた = 費用という努力
つまりは何かの要因によって成し遂げられたという結果論の話です。
この要因はすべて成し遂げられた結果論なので、失敗した時に使用するのは痛い言い訳となるのです。
私はこれだけ時間を掛けてプロジェクトを失敗した = 時間という努力の未達成
一所懸命勉強して不合格だった = 集中という努力の未達成
お金を掛けられなかったので家を建てられなかった = 費用という努力の未達成
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電気設計者の結果論について
私の行っている電気設計という仕事はハード設計~ソフト設計・試運転調整を行います。
電気設計の仕事の大半は機械構成から決まります。
機械構成がこのようになっているから、このような電気構成にしようとか、機械がこのようになっているからオペレーターに操作してもらえるように操作BOXを設置しようとか。
ですので、機械構成が決まらないと私の仕事、電気設計という仕事は遅れがちになってしまうのです。
しかし、機械構成の決定が遅れたからと言って全体的な納期が遅れるかというとそうではありません。
日本は仕方ないのですが、基本的に上位の仕事が遅れても、納期が遅れることを許さないのが伝統です。
何度もその伝統に私は苦しめられました。
ですので、仕事ではどのような状態であれ完了しているという状態が求められます。
機械構成が決まっていないが、電気的にはだいたい設計が終わっている。
機械部品が完成していないが電気的な動作確認が完了している。
どのような状態になろうと先を読み、ものごとの最終ゴール地点で完了しているようにするのが重要視されます。
これはどのような仕事でも同様であり、最後ゴールする時に業務を完了していることが良いことです。
どのように業務をゴールに持ってくるか、マラソンと同じですが走り方は人それぞれ。
ゴールの形も人それぞれですが、ものごとは全て結果=ゴールがすべてという話になります。
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