温度調節ユニットはインテリジェントユニットのため様々なデータを用意しており、そのデータをCPUへ転送するための機能としてリフレッシュ設定があります。
目標温度や操作量など、色々とバッファメモリにアクセスできるようにCPUのデバイスへ割り付けられるようにしているのがリフレッシュ設定です。
メリットとしてはデバイスを固定すればプログラムを流用出来たり、リフレッシュタイミングを固定すればプログラム演算上の抜けがなくなります。
デメリットとしては、CPUのメモリを消費するためユニットが増えればどんどんCPUのメモリが少なくなってしまいます。
そのデメリットが私は嫌なので、必ずバッファメモリで参照するようにしております。
メリット/デメリットは必ず存在しますので自分に合う方を選択しましょう。
今回はiQ-Rシリーズの温度調節ユニットR60TCTRT2TT2BWのGX Works3リフレッシュ設定について紹介します。
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温度調節ユニットR60TCTRT2TT2BW GX Works3 リフレッシュ設定方法
GX Works3 リフレッシュデバイス設定
Point.温度調節ユニット ➡ CPUへ転送するデバイスを設定する
温度調節ユニットのバッファメモリからCPUのデバイスへデータを転送するデバイスを決めると、データが自動的に入出力更新されていきます。
これらをリフレッシュと言い、リフレッシュデバイスを設定することによって、デバイスを固定すればプログラムをそのまま流用できるというメリットがあります。
私はバッファメモリを直接見に行くスタイルですので、リフレッシュデバイスは基本的に設定しませんが、参考にしてもらえると嬉しいです。
GX Works3 リフレッシュタイミング設定
Point.リフレッシュタイミングは重要
リフレッシュタイミングはデータを更新するタイミングを設定するので非常に重要です。
データ更新するタイミングを固定することによってプログラム上で演算上の抜けがなくなります。
リフレッシュタイミングはプログラムのENDで更新としますと必ずENDで更新されます。
私のようにバッファメモリを参照していると、ユニットごと自由にデータを更新する恐れがあります。
FOR~NEXT命令でポイントを探すようなプログラムを作成していると、バッファメモリがそのタイミングで更新された際に不都合が生じることがあります。
そこまで温度調節ユニットに演算の精度や応答性が求められていないため問題ないかもしれませんが、このバッファメモリの考えは非常に重要ですので注意しながら取り扱うようにしましょう。
まとめ
・温度調節ユニット ➡ CPUへ転送するデバイスを設定する
・リフレッシュタイミングは重要でバッファメモリの更新タイミングに注意する
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