PLCの時計データを書き込む、読み出すことができればタッチパネルGOTに連動させることができたり、上位との時刻合わせなどが簡単に行うことができます。
時計データはあまり重要視されていませんが、異常・警報などが発生した時刻が実際の時刻と異なるといちいち変換をしなければなりませんので手間が掛かってしまいます。
時計データがずれたら簡単に修正することがタッチパネルGOTと連動させると簡単に行うことができるようになります。
今回はGX Works3の時計データ書き込み・読み出し方法を紹介します。
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時計データ書き込み・読み出し方法
時計データの読出し DATERD
Point.時計データの読み出しはDATERD D*でD*に格納される
時計データの読出し DATERDデバイス詳細
Point.読み出されたデータはD*+0~D*+6に格納される
読み出されるデータ詳細
D*+0:年(西暦)
D*+1:月
D*+2:日
D*+3:時(24時間)
D*+4:分
D*+5:秒
D*+6:曜日
※D*+6=⓪日曜日 ①月曜日 ②火曜日 ③水曜日 ④木曜日 ⑤金曜日 ⑥土曜日
時計データの書込み DATEWR
Point.D*に格納されている時計データ設定データを時計データに反映する
時計データの書込み DATEWRデバイス詳細
Point.時計データ設定デバイスはD*+0~D*+6に格納する
設定時計データ詳細
D*+0:年(西暦)
D*+1:月
D*+2:日
D*+3:時(24時間)
D*+4:分
D*+5:秒
D*+6:曜日
※D*+6=⓪日曜日 ①月曜日 ②火曜日 ③水曜日 ④木曜日 ⑤金曜日 ⑥土曜日
時計データの読出し・書込み
Point.D10に時計データを読み出し、D20の時計データ設定値をX1170のONタイミングでデータを反映する
まとめ
・時計データの読み出しはDATERD D*でD*に格納される
・D*に格納されている時計データ設定データを時計データに反映する
・D10に時計データを読み出し、D20の時計データ設定値をX1170のONタイミングでデータを反映する