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制御設計をしておりますと、どうしてもCPUの性能に応じてプログラムメモリを気にしなくてはならないことがあるかと思います。
プログラムメモリとは、プログラムをどれだけ記述できるかというもので、基本的にはCPUの性能に直結する部分になります。
制御設計を生業にしている方ですと、CPUの選定をしていない場合が多々あり、お客様に応じてCPUが異なることが通常です。
そのため、プログラムの記述の仕方によって、プログラムメモリが不足することがたまにあります。
余談ですが、三菱電機は、プログラムを個別で分けていても、プログラムメモリを500ステップ占有するので、プログラムを一括にする方法も手です。
しかし、それだけではプログラムメモリを大幅に削減できない可能性があります。
今回は、三菱電機GX Works3のプログラムメモリ削減のステートメント一括編集について紹介します。
ステートメント一括編集
実は、三菱電機iQ-Rでは、ステートメントコメントもPLC内に取り込まれているようで、そのコメントの文字数に応じてもプログラムメモリ容量を食うようです。
ステートメントコメントを多用する人は、ここを見落としがちになります。
ステートメントコメントが文字数に依存するとはたしかにそうだと思うのですが、キーエンスと違い、三菱電機はそもそもコメントをPLCに書くことがほぼ不可能です。
ですので、ステートメントコメントも書き込まれていないと思っている方は多いかと思います。
ですので、案外見落としがちになります。
「編集」
プログラムを選択して、「編集」→「文書作成」→「ステートメントコメント/ノート一括編集」を選択します。
一括編集
行間ステートメント部分をShiftで選択します。
種別を「一体」→「周辺」にします。
「種別変更」を選択し、「OK」を選択します。
この方法で、ステートメントコメントに文字をたくさん書いている人は大幅にプログラムメモリを削減することが可能です。
一度試してみてください。
まとめ
・「編集」→「文書作成」→「ステートメントコメント/ノート一括編集」・種別を「一体」→「周辺」、「種別変更」を選択し、「OK」を選択