MT Developer2をご存知でしょうか。
モーションコントローラを制御するためにはSFC言語が必要となり、SFC言語を記述することができるソフトウェアがMT Developer2となります。
MT Developer2は三菱電機製のモーションコントローラQ172DCPUなどのプログラムを作成する際に必要となります。
簡単ではありますが、MT Developer2についてご紹介していきます。
【目次】
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MT Developer2とは
MT Developer2とは、モーションコントローラプログラミングソフトウェアMELSOFT MT Works2に含まれているモーションコントローラの制御プログラムを作成するソフトウェアです。
モーションCPUのシステム設計からプログラミング、立ち上げ・調整、運用・保守に至るまでトータルにサポートすることができるものであり、モーションコントローラを使用する際には必要不可欠となります。
SFC言語とは
SFC言語とは、シーケンスシャル・ファンクション・チャート(Sequential Function Chart)の略称であり、工程通りにプログラムを作るフローチャートのような方法で作成します。
フローチャートのようにプログラムを作成することができるため、プログラム作成とデバッグが容易です。
普段私が使い慣れているLD(ラダー)言語は論理回路であり、条件制御重視となっております。
ラダー言語は、毎スキャン全てのプログラムを読み込みますので、全ての条件を判断し最終的な出力を決定することができため、条件制御重視ということになっています。
使い慣れるとラダー言語のほうが扱いやすくなってきますが、SFC言語は処理が順次制御重視のため演算速度が速いのが特徴となります。
MT Developer2で何ができるのか?
MT Developer2は
・サーボシステム設定
・サーボデータ設定
・モーションSFCプログラム
・サーボプログラム
・同期制御パラメータ
・カムデータ
などのサーボモータを様々に制御できるような設定が多種用意されており、理解しなければ厳しい部分が数多くあります。
終わりに
MT Developer2で何ができるかというのを、今後当ブログにてシミュレーションを通じて理解していただけるように記事を更新していきたいと思います。
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