初級編

【ラダープログラム】三菱電機とキーエンスのプログラム入力を一緒にする方法 【ニーモ二ック式プログラミングについて】

PLC(シーケンサ)にはラダープログラムを入力する際にGX Works2やKV Studioにはショートカットキーが存在し、ラダーのa接点やb接点、アウトコイルなどを簡単に入力することが可能となっております。ショートカットキーは入力する手間を省くので時間短縮にな…

【ラダープログラム】タイマー(T)/ 遅延の使い方と練習問題 KV Studio

タイマー(T)とは、ラダープログラムで使用される遅延用デバイスです。ラダープログラム上で、タイマー(T)の使われ方は2種類あり、 ■ オンディレー ■ オフディレー があります。■ オンディレーとは・・・ 信号の入力がONしたタイミングを遅らせるものにな…

【GX Works3】転送(MOV・DMOV)命令とラダープログラム例

転送(MOV・DMOV)命令とは、デバイス値や定数を他のデバイスへ転送させるラダープログラム命令です。MOVは16bit転送命令で、16bit = -32,768 ~ +32,767の範囲を数値指定して転送することが可能です。DMOVは32bit転送命令で、32bit = -2,147,483,648 ~ +…

【初級編】KV Studioによる時計設定WTIME / 時間読み出しCM700

時刻設定って意外と大事で、異常・警報が発生した際に時刻を把握することができると、何がいつどのように発生したかということを言語化することが可能となります。PLCの時刻設定方法は様々ありますが、今回はPLC側のプログラムで設定できる方法を紹介しよう…

【初級編】GX Works3 / KV Studioによるサンプルコメントの読み出し方法

GX Works3では、SM400:常時ONなどの特殊リレーコメントを読み出し、自動で入力してくれる機能があります。この機能は『GX Works3のサンプルコメントの読み出し』と言い、GX Works2ではサンプルコメントの流用と言います。特殊リレーのコメントを一から入力…

【初級編】キーエンスKV-8000 シミュレーション/シミュレーションエディット方法

昨今、三菱電機製PLCや他社製品の電気製品不足による影響を受け、どこの製品もキーエンス製のPLCを選ぶということが増えてきたかと思います。このような実績が増えてくると、今後、キーエンス製品がFA業界を占めていくと考えております。使いやすさもやはり…

【初級編】FIFO(ファーストイン・ファーストアウト)制御のメリット・デメリットを解説

また更新しますので少々お待ちください。

【初級編】ラダープログラムによるストップウォッチ作成例 GX Works3

シーケンス制御プログラムでストップウォッチプログラムを作成する機会は少ないかと思います。ただ、このプログラムを理解することによって、機械能力を測定するプログラムも簡単に自分で作成することができるようにはなります。今回はラダープログラムによ…

【初級編】インクリメント(INC)命令と応用使用例 GX Works3

インクリメント:INC命令はシーケンス制御プログラムでは基礎であり、これを使用することによって、生産数を表示したりすることができます。基礎を少し応用するとタッチパネル上で表示するコメントを状態に応じて2秒ごと変化させることもできます。複数状態…

【初級編】データレジスタDのオーバーフロー リングカウンタ GX Works3

データレジスタDを永遠と加算し続けた経験あるでしょうか。私は個数カウントで加算し続けることがあるのですが、実際に最終的にどのような動作になるかというものを知りませんでした。データレジスタDが最終値まで行くと、それ以降は加算されないかと思って…

【初級編】DC24V電源トランス容量選定方法 ー容量選定早見表ー 【S8FS-Gシリーズ オムロン】

S8FS-Gシリーズ 製品ラインナップ Point.100~150Wを私は良く使用する中~大規模を扱うことが多いため、私は100~150Wを多く使用します。バーコードリーダーやDC24V電源照明などが入ってしまうと300Wを選定したりしますので、そのシステム構成によって柔軟…

【初級編】タカチ防水コネクタTHBシリーズ 生産ラインの防水対策

防水コネクタの選定というのはひと手間掛かるものであり、適合電線と仕上がり外径、配線する際の芯数によってコネクタと電線の関係が変わってきてしまい、選定が非常に面倒です。また、一般的に使用される七星のコネクタは半田付けが多く、配線業者の工数が…

【初級編】ブレーカー(配線用遮断器)容量選定早見表 参考VCTケーブル太さ算出

ブレーカー(配線用遮断器)容量選定早見表三菱電機製ブレーカー(配線用遮断器) 容量選定早見表 =参考ケーブル太さ付= Point.初心者は容量から選定する。その後、消費電流から適正か考える初心者がまずブレーカー(配線用遮断器)を選定する場合、容量…

【初級編】VTCF電線選定方法 許容電流値

VCTFとはVCTF ※参照:富士電線よりFA業界の制御盤からモータやセンサーなどの外部配線で非常に多く使用されているのがVCTFと呼ばれるキャブタイヤコードです。VCTFの特徴として、定格電圧300V以下で使用されキャブタイヤケーブルであるVCTよりも安価です。VC…

【FX3G】立ち上がりパルス否定の代用方法PLSとラダープログラム例

www.niwakafa.comGX Works3において、立ち上がりパルス否定は簡単に1接点で記述することができました。しかし、FX3Gシリーズなどは立ち上がりパルス否定に対応しておらず、別の方法でクロックパルスを生成しなければなりません。少しだけステップ数が増えて…

【初級編】立ち上がりパルス否定使い方 クロックパルス生成方法 シーケンス制御 GX Works3

立ち上がりパルス否定の使い方についてよくわからないやそこまで重要なのかという意見を耳にすることがありますが、私は現場で良く使用します。あまり講習会やプログラム例で載ることがないのですが、立ち上がりパルス否定の使い方としてはクロックパルス生…

【ラダープログラム】複雑な自己保持回路練習問題② シーケンス制御 GX Works3

自己保持をセット・リセットする方法は様々あり、現場では様々な手法でタイミングをわざとずらしたりインターロックを取ったりということを行っております。なかなか講習会では基本の型を重要視するため、このような複雑な手法をわざわざ紹介することができ…

【ラダープログラム】複雑な自己保持回路練習問題① シーケンス制御 GX Works3

自己保持回路というのはシーケンス制御で基礎の基礎であり、この自己保持ができない限り装置を動かしたり複雑な制御を行えたりということはできないです。自己保持をどのようにセットし、どのように解除するかというのはタイミングを考慮しなければならない…

【中級編】主幹ブレーカ用スライド式ブレーカ取付台 篠原電機盤用パーツ

上記画像のような制御盤、ブレーカーの位置が高いです。ブレーカーの操作部分を制御盤面に出してほしいという要望から、ブレーカーの設置位置を高くしました。その際に使用したものが篠原電機のスライド式ブレーカ取付台です。篠原電機の盤用パーツにはメイ…

【初級編】三菱電機FXシリーズのタイマー(T)種類 ラダープログラム

FXシリーズ タイマー区別FXシリーズ タイマー区別 FX3S タイマー区別 FX3G / FX3GS タイマー区別 FX3U / FX3US タイマー区別 FX3S タイマー区別T0 ~ T62:100msec形 0.1~3276.7秒計測可能 T32 ~ T62:100msec / 10msec形 0.1~3276.7秒 / 0.01~327.67秒…

【初級編】産業用Ethernetの概略 -シリアル通信やEthernetの違いを理解しているか?-

産業用Ethernetの概略PLCを使用していると上位システムとの通信、省配線システムの通信システムで様々な通信方式の名称が挙がってくるかと思います。例として、RS-232・CC-Link・CC-Link IE Field・Ethernet/IP。挙げたら切りがないのですが、様々な方式で通…

【初級編】三菱電機インバータFR-D700シリーズ微小電流計測不可

三菱電機インバータFR-D700シリーズではモータ容量に合わせたインバータ容量を選定しないと電流値を正常に検出できないということがありました。例:ACモータローラ 16W 0.06Aに対してインバータ容量を0.2kWを選定しておりました。本来は、16Wの容量なのでイ…

【初級編】iQ-Rシリーズ温度調節ユニットR60TCTRT2TT2BW GX Works3設定方法 ーリフレッシュ設定ー

温度調節ユニットはインテリジェントユニットのため様々なデータを用意しており、そのデータをCPUへ転送するための機能としてリフレッシュ設定があります。目標温度や操作量など、色々とバッファメモリにアクセスできるようにCPUのデバイスへ割り付けられる…

【初級編】KEYENCE製PLC KV-8000シリーズ 挿入ショートカットキー -GX Works3と同様の操作ー

キーエンス製PLCのKV-8000シリーズは性能が非常に高く、三菱電機製PLC iQ-Rシリーズと同等、それ以上の評価を得ております。三菱電機のPLCを使用する際は、GX Works3もしくはGX Works2が主流となっている中、客先要望でキーエンス製PLCの指定があることも多…

【初級編】三菱電機製インバータFR-D700シリーズ 初期値変更リスト

インバータには様々な機能があり、それらはパラメータ設定によって決定されます。パラメータの設定方法は簡単で、MODEボタンとMボリュームで誰でも変更・設定することができます。設備メーカーで使用されることの多いインバータですが、お客様でも慣れてくる…

【初級編】GX Works3コイル検索 Ctrl + F ➡️ Ctrl + Alt + F7 

GX Works3でデバッグを行うときにアウトコイルを検索する場合があると思います。アウトコイルを検索することによって出力されているかいないかがハッキリわかり、そこから条件を把握することができます。今回はGX Works3でコイル検索を行う際のショートカッ…

【初級編】GX Works3プログラム 行間ステートメントコメントTitle

GX Works3プログラムで私が良く使用するのが行間ステートメントコメントTitleです。このTitleを付けることによってプログラムの目印になるので、後々デバッグを行っている最中にすぐプログラムへジャンプすることが可能となります。この行間ステートメントコ…

【初級編】サーボモータMR-J4B停電時原点位置ずれ

MR-J4Bシリーズの三菱電機製サーボモータは原点位置をバッテリMR-BAT6V1SETで停電時エンコーダ部分に通電するようにしています。MR-BAT6V1SETの電圧は約6V、エンコーダの電圧は3.4Vほどなのでサーボアンプ側で降圧して、エンコーダのパルスを拾えるようにし…

【初級編】iQ-Rシリーズ CC-Link割付確認方法 GX Works3

CC-Linkはシリアル通信RS-485ベースで作られた省配線システムであり、入出力データを設定したボーレートで送受信する通信システムのことです。CC-Linkのメリットは様々なメーカーとの通信をスムーズにしたり、PLCから直接パラメータを読み書きできたりとメリ…

【初級編】ニーモ二ック式プログラミングについて

PLC(シーケンサ)にはラダープログラムを入力する際にGX Works2やKV Studioにはショートカットキーが存在し、ラダーのa接点やb接点、アウトコイルなどを簡単に入力することが可能となっております。ショートカットキーは入力する手間を省くので時間短縮にな…