2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧
モーションCPUを使用する際には必ずPLCが必要となります。PLCからモーションSFCプログラムを呼出/起動する命令がM.SFCS命令となります。PLCが起動してからモーションSFCプログラムを起動したい場合に使用することができ、プログラム間のインターロックとして…
モーションCPUのモーションSFCプログラムでは並列処理を行うためのプログラムを複数起動することが可能です。モーションSFCプログラムの特性上、演算処理は1つのみですので、プログラムの並列処理が可能となるのは非常に有効です。モーションSFCプログラムで…
MT Developer2でモーションSFCプログラムを作成するにはしっかりとフローチャートを作成・把握する必要があります。何かを作成するためには土台となるシナリオのようなものが必要であり、プログラムを作成するためにはフローチャートやタイムチャートが大切…
あなたはモーションCPUやモーションSFCと聞くとどのように思うでしょうか?聞いたことないや聞いたことあるけど使用したことないしどのようにプログラムを組んでいけば良いかわからない。という意見が多いかと思います。モーションCPUはサーボモータを制御す…
産業用Ethernetの概略PLCを使用していると上位システムとの通信、省配線システムの通信システムで様々な通信方式の名称が挙がってくるかと思います。例として、RS-232・CC-Link・CC-Link IE Field・Ethernet/IP。挙げたら切りがないのですが、様々な方式で通…
三菱電機インバータFR-D700シリーズではモータ容量に合わせたインバータ容量を選定しないと電流値を正常に検出できないということがありました。例:ACモータローラ 16W 0.06Aに対してインバータ容量を0.2kWを選定しておりました。本来は、16Wの容量なのでイ…
温度調節ユニットはインテリジェントユニットのため様々なデータを用意しており、そのデータをCPUへ転送するための機能としてリフレッシュ設定があります。目標温度や操作量など、色々とバッファメモリにアクセスできるようにCPUのデバイスへ割り付けられる…
キーエンス製PLCのKV-8000シリーズは性能が非常に高く、三菱電機製PLC iQ-Rシリーズと同等、それ以上の評価を得ております。三菱電機のPLCを使用する際は、GX Works3もしくはGX Works2が主流となっている中、客先要望でキーエンス製PLCの指定があることも多…
インバータには様々な機能があり、それらはパラメータ設定によって決定されます。パラメータの設定方法は簡単で、MODEボタンとMボリュームで誰でも変更・設定することができます。設備メーカーで使用されることの多いインバータですが、お客様でも慣れてくる…
三菱電機のPLCにはモーションCPUというサーボモータ制御を専門とするCPUユニットがあります。三菱電機のシンプルモーションユニットにてサーボモータ制御を行うことも可能ですが、高い応答性やPLCのスキャンタイムの影響を受けないようにするためにはモーシ…
キーエンス製PLCにはEthernet/IPという通信規格があり、キーエンス製センサーの測定値をEthernet/IPでデータ転送することが可能です。センサーをEthernet/IP接続するためには、Ethernet/IPに対応したアンプが必要であり、IXシリーズならIX-H2000という型式の…
KEYENCE製PLC KV-8000シリーズには標準でEthernet/IPが接続可能であり、キーエンス製センサーを使用することによってセンサーの測定値をPLCに取り込むことがEthernet/IPなら容易となります。Ethernet/IPは伝送種類:10BASE-T/100BASE-TX、通信速度:10/100Mb…
GX Works3でデバッグを行うときにアウトコイルを検索する場合があると思います。アウトコイルを検索することによって出力されているかいないかがハッキリわかり、そこから条件を把握することができます。今回はGX Works3でコイル検索を行う際のショートカッ…
GX Works3プログラムで私が良く使用するのが行間ステートメントコメントTitleです。このTitleを付けることによってプログラムの目印になるので、後々デバッグを行っている最中にすぐプログラムへジャンプすることが可能となります。この行間ステートメントコ…
MR-J4Bシリーズの三菱電機製サーボモータは原点位置をバッテリMR-BAT6V1SETで停電時エンコーダ部分に通電するようにしています。MR-BAT6V1SETの電圧は約6V、エンコーダの電圧は3.4Vほどなのでサーボアンプ側で降圧して、エンコーダのパルスを拾えるようにし…
CC-Linkはシリアル通信RS-485ベースで作られた省配線システムであり、入出力データを設定したボーレートで送受信する通信システムのことです。CC-Linkのメリットは様々なメーカーとの通信をスムーズにしたり、PLCから直接パラメータを読み書きできたりとメリ…
温度調節ユニットの設定を行うためにはGX Works3からパラメータを書き込む必要があります。目標温度などはバッファメモリに書き込むことも可能ですが、バッファメモリで書き込めない部分もあるため、GX Works3でパラメータの確認をしていきましょう。今回はi…
PLC(シーケンサ)でヒーターなどを制御する場合、温度調節ユニットを使用します。温度調節ユニットを使用することによって、PLCからの設定した目標温度を設定することができ、品種に応じて温度を自動で変更することも可能となります。ヒーターや冷却機を組み…
PLC(シーケンサ)で温度調節ユニットを使用することによってヒーターを制御することが可能となります。近年、PLCは性能が向上したこともあり、様々な制御が行うことが可能となりました。サーボモータ制御やセンサーのIoT、挙げたら切りがありませんが、PLC…
はじめに、補間制御について紹介すると、補間制御は多軸、X・Y軸と存在した場合に互いを一緒に動作させることを言い、X軸が500mm移動、Y軸が250mm移動となっても、X・Y軸が一緒に移動完了するような速度で動作させることができます。SEL言語プログラムの最大…
どのプログラム言語でも一緒ですが、SEL言語プログラムにはデータアドレスの範囲があり、その範囲内でデータを処理・プログラムしていく流れとなります。当然データアドレス範囲以外で指定すればエラーや思いもしないようなデータが格納されてしまい、データ…
PLC(シーケンサ)にはラダープログラムを入力する際にGX Works2やKV Studioにはショートカットキーが存在し、ラダーのa接点やb接点、アウトコイルなどを簡単に入力することが可能となっております。ショートカットキーは入力する手間を省くので時間短縮にな…
小さい頃、『努力することが一番』と言われたことないでしょうか。私も努力することは賛成ですし、とても良いことだと思います。実際、何かを成し遂げるためには努力が必要です。その努力は、自分自身が行うものと対価によって置き換えられます。私はこれだ…
様々なSEL言語プログラムの紹介をしてきましたが、今回はプログラムの参考例を紹介しようと思います。SEL言語プログラムはシングルタスクであり、ラダープログラムのような仮想的なマルチタスクのような処理が苦手です。このあたりでSEL言語が苦手というソフ…
IAIのSEL言語では動作させたくない軸を指定することによって軸毎に動作させることが可能です。GRPグループ軸指定命令を行うことによって、SELプログラム上のみで干渉位置へ移動しないようにしたり、安全を確保するために軸を動かさないようにするなど様々な…
SELプログラムについて解説してきましたが、実際どのようにプログラムを作成していくかを紹介していきます。IAIのSELプログラムはXSEL用パソコン対応ソフトというアプリケーションで作成することができます。今回はSELプログラムはXSEL用パソコン対応ソフト…
SELプログラムの大きな特徴としてポジションデータを編集することがプログラムから可能です。PLCとCC-Linkなどでデータのやり取りができればオペレーターでもロボシリンダのポジションを簡単に調整することができるシステムプログラムを構築することもSEL言…
SEL言語はプログラムを操作して複数のプログラムを並列で処理させることができます。並列処理というとなんか良い響きですよね。プログラム操作方法の命令としては、EXPG:他プログラム起動 | ABPG:他プログラム終了 | SSPG:他プログラム一時停止 | RSPG:…
ロボシリンダでトラブル発生した際に途中停止を行う必要があります。早めにロボシリンダを停止することによって機械故障の拡大を減らしたり、復旧の時間を短くすることが可能です。今回はSEL言語によるロボシリンダ動作停止プログラムについて紹介します。
SEL言語ではプログラムを繰り返し実行可能とするようにTAGとGOTOという命令があります。このTAGとGOTO命令を使用することによって、TAG付けしたプログラムの位置へGOTO命令で復帰することが可能となります。一連のロボシリンダ動作を途中で停止したり、プロ…