GX Works3講座
皆さん、PLCはどのようにプログラムを作成しているでしょうか?日本でもっとも普及しているのはラダー言語かと思います。ラダー言語というものは梯子のように組むプログラムであり、a接点やb接点などを用いて出力操作するように作成していきます。ST言語(ス…
転送(MOV・DMOV)命令とは、デバイス値や定数を他のデバイスへ転送させるラダープログラム命令です。MOVは16bit転送命令で、16bit = -32,768 ~ +32,767の範囲を数値指定して転送することが可能です。DMOVは32bit転送命令で、32bit = -2,147,483,648 ~ +…
CC-Linkユニット RJ61BT11とはRJ61BT11はPLC iQ-RシリーズのCC-Linkユニットであり、マスター・ローカル局どちらも対応しています。そもそもCC-Linkとは、シリアル通信RS-485ベースの通信規格であり、様々な機器、メーカーとデータ通信を行うことができます…
製品/ワークの搬送能力、つまりは生産能力というのは工場の中で重要な指標であり、生産能力から生産計画が建てられ、生産計画からお客様へ商品を売ることができるという、工場での生命線を持っています。生産能力を管理する工場側からすると、今この設備では…
CPU通信設定 iQ-Rシリーズ CPU通信設定方法 -USB(mini-B)接続ー iQ-Rシリーズ CPU通信設定方法 -Ethernet接続ー CC-Link IE Field経由による他局CPU通信設定 CC-Link IE Fieldの通信設定方法 CPU通信設定三菱電機製PLC(シーケンサ) iQ-RシリーズのCPUへ…
三菱電機CC-Link通信があり、シリアル通信RS-485をベースとしたものがあります。iQ-RシリーズではCC-Link通信を行うユニットRJ61BT11があり、様々なメーカーと通信を行うことができます。IAIやSMC、電動シリンダと通信することで品種ごとのデータ指定で電動…
GX Works2からGX Works3へのプログラムバージョンアップは簡単かと思いますが、GX Work3からGX Works2へのプログラムバージョンダウンでお困りのことはないでしょうか。あまりGX Works3からGX Works2へのプログラムバージョンダウンの要望はありませんが、参…
また更新しますので少々お待ちください。
インクリメント:INC命令はシーケンス制御プログラムでは基礎であり、これを使用することによって、生産数を表示したりすることができます。基礎を少し応用するとタッチパネル上で表示するコメントを状態に応じて2秒ごと変化させることもできます。複数状態…
データレジスタDを永遠と加算し続けた経験あるでしょうか。私は個数カウントで加算し続けることがあるのですが、実際に最終的にどのような動作になるかというものを知りませんでした。データレジスタDが最終値まで行くと、それ以降は加算されないかと思って…
あまり馴染みがない方も多いと思いますが、PLCで文字列を扱う場合に文字列の長さを知りたいということが発生します。なぜ文字列の長さを知りたいのか。シリアル通信で文字列の長さを指定することがあるからです。シリアル通信でいくつの文字列を送るからしっ…
GX Works3のシーケンス制御には様々な命令があり、立ち下がりパルス否定というちょっと変わった命令が存在します。なかなかこの接点を使用している方は見ないのですが、必要に応じて使用することによって、ステップ数の削減を行うことが可能です。生産設備で…
立ち上がりパルス否定を数回紹介してきましたが、なぜクロックパルスまでもあえて立ち上がりパルス否定を使用したのかという点が今回解決されるかと思います。クロックパルスの生成だけであるならば、タイマーT0を自身のT0 b接点でリセットすれば同様のタイ…
自己保持をセット・リセットする方法は様々あり、現場では様々な手法でタイミングをわざとずらしたりインターロックを取ったりということを行っております。なかなか講習会では基本の型を重要視するため、このような複雑な手法をわざわざ紹介することができ…
PLC、シーケンサには文字列転送$MOVや文字列結合$+などASCIIコードと呼ばれる文字列のデータを処理する命令が複数存在します。ASCIIコードを処理するためには文字列転送命令や文字列結合命令など、それらの処理で事足りることが多いのですが、やはり文字列を…
自己保持回路というのはシーケンス制御で基礎の基礎であり、この自己保持ができない限り装置を動かしたり複雑な制御を行えたりということはできないです。自己保持をどのようにセットし、どのように解除するかというのはタイミングを考慮しなければならない…
文字列結合はアスキーコードをデータレジスタへ格納している場合に非常に効果的です。アスキーコードとは、PCで判断している数値 0x30 = 0, 0x31 = 1のことです。PLCのデータレジスタでは0x30 = 48, 0x31 = 49となってしまいますので、文字列転送命令$MOVを…
文字列転送はPCとのシリアル通信を行う際などに多く使われる機能であり、例えばPLCで0だとしてもPCだとNULLというものになります。PCへ送る文字列をPLCから送る文字を”LON”と仮定すると実際のデータレジスタには”0x4C4F4E”という16進数を送ってくれます。…
シリアル通信と聞くと少し尻込みしてしまう方も多いかと思いますが、一連の私の記事を見て頂きましたあなたならもう安心してシリアル通信の仕事もこなせるでしょう。装置もので多軸のサーボモータを使用している方でもなかなかシリアル通信を行ったことがあ…
シリアル通信で相手機器から送られてくる情報を読み出す方法はiQ-Rシリーズのユニット専用命令であるGP.BUFRCV命令です。正直このような命令はシリアル通信を行ったり、特殊な機器を使用する際にしか使用しないため、普段はコンベヤ単体の制御しか行わない方…
iQ-RシリーズのEthernetユニットRJ71EN71とN-L20のシリアル通信について紹介してきましたが、N-L20のシリアル通信って一体どのようなことができるのか、どのようなタイミングでバーコードリーダーで読み取った情報を手に入れるのかわからないと思います。私…
シリアル通信を行うためには、ユニット専用命令であるZP.OPENという命令を使用する必要があります。なかなかユニット専用命令に慣れないし、様々なユニット専用命令があってこれいつ使うの?というものが多々見受けられますが、今回はそのいつ使うの?という…
iQ-Rシリーズ EthernetユニットRJ71EN71によるN-L20とのシリアル通信は制御コマンドを送信し、N-L20が返信コードをPLCへ送るようになるため、処理が非常に速いようです。PLCリンクのメリットは簡単設定でN-L20と通信が可能なところですが、デメリットとして…
浮動小数点演算を行うことは、PLCを使い慣れている人でもなかなかいないのが現実です。複雑な制御や単位が異なるものを単位換算するような設備になれば使用することもありますが、それはごく少数です。複雑な制御や単位変換が異なるレベルの設備はサーボを複…
浮動小数点演算を行うことは、PLCを使い慣れている人でもなかなかいないのが現実です。複雑な制御や単位が異なるものを単位換算するような設備になれば使用することもありますが、それはごく少数です。複雑な制御や単位変換が異なるレベルの設備はサーボを複…
浮動小数点演算を行うことは、PLCを使い慣れている人でもなかなかいないのが現実です。複雑な制御や単位が異なるものを単位換算するような設備になれば使用することもありますが、それはごく少数です。複雑な制御や単位変換が異なるレベルの設備はサーボを複…
浮動小数点演算を行うことは、PLCを使い慣れている人でもなかなかいないのが現実です。複雑な制御や単位が異なるものを単位換算するような設備になれば使用することもありますが、それはごく少数です。今回は浮動小数点演算の加算E+(P)について紹介します。
電卓プログラムをこれまで作成してきましたので、GX Works3とGT Designer3のシミュレーションを用いて動作が正常に行えるか確認する作業を行います。ラダープログラムを解説しましたが、実際どのように動作しているか確認するには、タッチパネルで人に見える…
電卓プログラムは簡単そうに見えて意外と作成すると難しいです。どのように処理していくか、+-×÷の連続演算の時どうするか。データレジスタをあえて浮動小数点用にして処理させないといけないとか、色々と制約や考えをしっかりしていないと電卓プログラムは…
三菱電機製PLCを使用している方でもあまり使用したことがないということもあるファイルレジスタZRですが、多品種のパラメータを扱う際には非常に便利であり、通常使用するデータレジスタDとほぼ同じ扱いが可能です。なぜ使用したことがないというと、設定が…