GX Works2からGX Works3へのプログラムバージョンアップは簡単かと思いますが、GX Work3からGX Works2へのプログラムバージョンダウンでお困りのことはないでしょうか。
あまりGX Works3からGX Works2へのプログラムバージョンダウンの要望はありませんが、参考プログラムがGX Works3だったりした場合に実機がQシリーズですと、変換作業だけですごい日数がかかってしまうことがあります。
ニーモニック方式を使用することによって、簡単にある程度のプログラム命令は網羅してGX Works3からGX Works2へ変換してくれる機能があります。
GX Works3からGX Works2へのプログラムバージョンダウン方法を紹介します。
GX Works3→GX Works2変換方法
GX Works3→GX Works2変換フローチャート
GX Works3からGX Works2への変換方法のポイントは互いのプログラムからCSVファイルを生成し、GX Works3のニーモニックをGX Works2へ反映するということです。
GX Works2が対応しているニーモニック(命令)なら一通り変換に対応してくれますので短時間で変換が完了します。
GX Works3 CSVファイル生成方法
GX Works3ファイルエクスポート
GX Works3生成CSVファイル確認
GX Works2 CSVファイル生成方法
GX Works2生成CSVファイル変換
GX Works2 CSVファイル読出
注意! CSVファイルを読み出す際は、CSVファイルを保存して閉じておく。
注意! 拡張設定でGX Works3のみの命令をどのように処理するかを設定しないと、エラーの原因になるため注意する。
まとめ
・プログラムからCSVファイルを生成し、GX Works3のニーモニックをGX Works2へ反映する
・短時間かつ簡単にGX Works3からGX Works2へ変換が可能