キーエンスKV-8000シリーズでも既存のCC-Linkシステムを流用したい!
そのような要望があるときにキーエンスにはCC-Linkマスターユニットがあるため流用することができます。
CC-Linkは省配線で大量のデータをやり取りすることができるRS-485ベースの通信システムです。
CC-Linkは三菱電機のイメージですが、キーエンスも市場を取りたいためマスターユニットを用意しているのでしょう。
CC-Linkに関しては何度も使ったことがあればキーエンスだろうが、三菱電機だろうがどうってことないです。
CC-Linkは占有局数や通信速度を間違えずに設定すれば大体繋がるのでそこまで怖がらなくても良いかと思います。
慣れないうちは大変ですが。
では、以下よりKV-8000シリーズのKV-CL20によるCC-Link設定方法を紹介します。
目次
KV-8000 CC-LinkユニットKV-CL20設定手順
流れだけざっくり説明しますと下記のCC-Link構成パラメータを設定し、PLCへ書き込めば終了となります。
CC-Link構成パラメータ設定方法
CC-Link構成パラメータ設定CC-Link構成パラメータ設定 PLC転送方法
PLC書き込みKV-8000 CC-LinkユニットKV-CL20詳細設定手順
CC-LinkユニットKV-CL20追加方法
CC-Linkユニット KV-CL20追加方法まず初めに、システム上にCC-Linkユニット KV-CL20があるということを設定しなければなりませんので、ドラック&ドロップにてKV-CL20を組み込みます。
KV-CL20 ユニットパラメータ設定
CC-Linkユニット ユニット設定方法Point.システムを把握し、それぞれパラメータを反映する
CC-Linkを構成する上で、システム上必要なパラメータが存在します。
それらを把握し、自分の設計するシステムに合うようにパラメータを設定・反映するようにして下さい。
KV-CL20 CC-Linkパラメータ設定
KV-CL20 CC-Linkパラメータ設定方法
KV-CL20 新規作成
KV-CL20 CC-Linkパラメータ新規作成
KV-CL20 ローカル局追加
CC-Linkローカル局 追加方法
Point.ローカル局がどのようなデバイスなのか把握する
ローカル局には様々なものがあり、リモートIOなのかインテリジェントなのか様々です。
機器の取扱説明書に必ずローカル局として設定する際には、どのようなデバイスとして扱えばよいか記載してありますので探すようにして下さい。
なければメーカーに問い合わせするのが早いでしょう。
KV-CL20 インテリジェントデバイス局追加方法動画
【動画】CC-Linkインテリジェントデバイス局追加方法
追加する方法はドラック&ドロップで終わりですので、各種設定も上記動画のようにしてもらえれば問題ありません。
まとめ
・CC-Link構成するにはシステムを把握する
・システムに応じてパラメータ設定が異なるので注意