三菱電機製のPLCしか取扱をしていなかったので、KEYENCE(キーエンス)製のPLCも使えるぞというアピールをしていきたいと思います。笑
三菱電機製のPLCとKEYENCE製のPLCの違いは正直言うと命令の名称やデバイスの名称が少し異なるだけなので、他社PLCを使用する場合のコツとしては『慣れが一番重要』です。
他社のPLCを使用してもいないのに、『あのメーカーのPLCは使用しづらいから使わない』という人もいます。
使わなくてもいいですが、そういう人に限って何が違うのかというのが全くわかっていないものなのです。
他社のPLCを使わないから悪いというわけではないのですが、PLCは一度でいいから他社メーカーも使用してみた方が良いと思います。
本題に戻りますが、基本的な部分であるPLCプログラムとタッチパネルのシミュレーション方法の説明を行いたいと思います。
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【目次】
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使用機器
今回使用する機器ですが、CPUは『KV-7300』、タッチパネルは『VT5-W10』です。
※タッチパネルがVT3シリーズの場合、シミュレーションを行うことができませんので注意して下さい。
シミュレーション方法
プログラム作成
最初にまずプログラムを作らないといけませんので、今回はR800のランプが点灯するプログラムを作りました。
タッチパネル作成
シミュレータ設定
シミュレータ起動
上タブの『モニタ/シミュレーション』を選択し、『シミュレータ』を選択します。
※シミュレータを選択してもまだシミュレータは動作しません。
シミュレーション PLCをRUNにする
シミュレータを動作させるため、上タブの『デバッグ』を選択し、『RU/連続スキャン実行』を選択します。
上記設定が完了すると、上記動画のようにプログラムが動作するようになります。
タッチパネルと連動させる
VTシミュレータ連動
上タブの『モニタ/シミュレータ』を選択し、『VTシミュレータ連動』を選択します。
プロジェクトを選択し実行
タッチパネルデータは立ち上げて置き、『現在起動中のVT STUDIOと連携』を選択します。
選択が完了したら『実行』を押します。
以上でプログラムとタッチパネルのシミュレーションの立ち上げが完了となります。
シミュレーション実例
プログラムとタッチパネルが連動しており、シミュレーションが正常に動作していることが確認できました。
終わりに
シミュレーションを使用することで、多くのデバッグ作業が試運転前に完了することができます。
本来の試運転作業に集中することができるようになりますので参考にしてみて下さい。
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