【応用】GX Works3によるiQ-Rシリーズ&シンプルモーションユニットのシミュレーション方法

あまり知られていないGX Works3とシンプルモーションとのシミュレーション方法を紹介します。

今まで、GX Works2でサーボモータをシミュレーション上で動かすにはMT Developer2とGT Designer3で色々やらないとダメでした。

GX Works3でCPUをiQ-Rシリーズにすることで、シンプルモーションもシミュレーション上でサーボモータを動かすことが可能となりました。

三菱電機サポートセンターに問い合わせしましたが、あまり知られていないためか、担当者も探り探りの説明には感じました。

FA電気制御屋にとってサーボモータは必須ですので、勉強するにもいいきっかけにはなると思います。

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解説

『デバッグ』→『システムシミュレーション』→『起動』を選択します。


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解説

『システム追加』を押すと下記画面のように表示されます。


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解説

『シンプルモーションユニット』にチェックを入れ、『開始』を押します。

※モーションCPUでもできるそうです。


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解説

『シミュレーション』→『システムシミュレーション』→『接続先設定』を選択します。


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解説

『接続』を押すことで、プログラムを仮想のPLCに書き込むことができるようになります。


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解説

仮想PLCへの書き込み完了後、『リセット』を押し、『RUN』を押すことでシミュレーションが開始できます。

終わりに

今後、多品種生産が増えれば、当然サーボモータも増えてくるでしょう。

その前にシミュレーションできっちり勉強しておくのがおすすめです。

ぜひ試してみてください。

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