プログラムが複数ある場合、トラッキング(トレーサビリティ)データをシフトした際に、次のプログラムではワーク情報が1スキャンだけONしたりOFFしたりしてしまう現状が起きてしまいます。
これはわかる人にはわかるのですが、なかなか理解しづらい世界だと思います。
あんまり気にしなくても、プログラムのシステムとして回避できることもあるため、プログラムの規模が少なければ基本的に回避している状態だと思われるからです。
プログラムが複数あり、トラッキング(トレーサビリティ)データをシフトするタイミングが複数個所存在する場合は、このシフトしたタイミングで在荷情報がおかしくなってしまうことがあります。
これを防ぐ方法として、データシフトしたタイミングでワークの在荷情報を毎回更新してあげることで、次のステップからちゃんとON、OFFした情報を渡すことが可能となります。
今回はKV Studioによる1スキャンを考慮したCALL命令の在荷情報更新方法について紹介します。
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KV Studioによる1スキャンを考慮したCALL命令
メインプログラム

サブルーチンプログラム データシフト

サブルーチンプログラム ワーク在荷情報更新
サブルーチンプログラムのデータシフトを行った後、ワーク在荷情報更新を起動することによって、以降のプログラムでもしっかり1スキャン取りこぼさずONしてくれるため、このような癖は付けるように心がけた方が良いです。
プログラムシミュレーション
まとめ
・データシフトした後はデータ更新するサブルーチンプログラムを必ず起動する
・プログラムが複数ある場合は、データシフトタイミングでの1スキャン取りこぼしに注意する
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