【ラダープログラム】タイマー（T）/ 遅延の使い方と練習問題　KV Studio

タイマー（T）とは、ラダープログラムで使用される遅延用デバイスです。

ラダープログラム上で、タイマー（T）の使われ方は2種類あり、
■ オンディレー
■ オフディレー
があります。

■ オンディレーとは・・・
信号の入力がONしたタイミングを遅らせるものになります。

■ オフディレーとは・・・
信号の入力がOFFするタイミングを遅らせるものになります。

ラダープログラムで使用されるタイマー（T）はこのいずれかに当てはまって使用されることが多いです。

今回はタイマー（T）/ 遅延の使い方と練習問題について紹介していきます。

【目次】

■ タイマープログラム　オンディレー

オンディレーラダープログラム ■ R000を一定時間押す。
■ T0が3秒後にONする。
■ T0がONすると、R010がONする

📝 ポイント！ オンディレーは押釦スイッチが押されて一定時間後にランプがオンするラダープログラムです。

オンディレーラダープログラム ■ R000を押すとR010がONする。
■ R000がオフすると、M0がONする。
　 ▶M0がONするとR010がONする。
■ M0がONして、T0が3秒後にONする。
■ T0がONすると、M0がオフしR010もオフする。

📝 ポイント！ オフディレーは押釦スイッチが押されてランプがオン、押釦スイッチがオフして一定時間後にランプがオフするラダープログラムです。

練習問題　フリッカー回路ラダープログラム ■ R000を押すとランプR010が点灯
■ R000が一定時間、3秒後にランプR010が消灯
■ 2秒後にランプR010が再点灯
■ R000が押され続けているなら点灯・消灯動作を繰り返す
■ R000が押されなくなったらランプR010は消灯

📝 ポイント！ ■ タイマーは2つ用意
■ 押釦スイッチが押されている＝ランプが点灯
■ 押釦スイッチが押されて一定時間＝ランプが消灯

■ タイマーは2種類、オンディレーとオフディレーがある
■ オンディレーはONのタイミングを遅らせる
■ オフディレーはOFFのタイミングを遅らせる