【初級編】キーエンスKV-8000 シミュレーション/シミュレーションエディット方法

昨今、三菱電機製PLCや他社製品の電気製品不足による影響を受け、どこの製品もキーエンス製のPLCを選ぶということが増えてきたかと思います。

このような実績が増えてくると、今後、キーエンス製品がFA業界を占めていくと考えております。

使いやすさもやはりキーエンスは抜群に感じてしまうので、なかなかキーエンスから抜け出すのも難しいかもですね。

本題に戻りますが、基本的な部分であるPLCプログラムとタッチパネルのシミュレーション方法の説明を行いたいと思います。

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【目次】

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使用機器

今回使用する機器ですが、CPUは『KV-7300』、タッチパネルは『VT5-W10』です。
※タッチパネルがVT3シリーズの場合、シミュレーションを行うことができませんので注意して下さい。

シミュレーション方法

プログラム作成

最初にまずプログラムを作らないといけませんので、今回はR800のランプが点灯するプログラムを作りました。

タッチパネル作成

シミュレータ設定

シミュレータ起動


上タブの『モニタ/シミュレーション』を選択し、『シミュレータ』を選択します。
※シミュレータを選択してもまだシミュレータは動作しません。

シミュレーション PLCをRUNにする


シミュレータを動作させるため、上タブの『デバッグ』を選択し、『RU/連続スキャン実行』を選択します。


上記設定が完了すると、上記動画のようにプログラムが動作するようになります。

タッチパネルと連動させる

VTシミュレータ連動


上タブの『モニタ/シミュレータ』を選択し、『VTシミュレータ連動』を選択します。

プロジェクトを選択し実行


タッチパネルデータは立ち上げて置き、『現在起動中のVT STUDIOと連携』を選択します。
選択が完了したら『実行』を押します。
以上でプログラムとタッチパネルのシミュレーションの立ち上げが完了となります。

シミュレーション実例


プログラムとタッチパネルが連動しており、シミュレーションが正常に動作していることが確認できました。

シミュレーションエディタ方法

終わりに

シミュレーションを使用することで、多くのデバッグ作業が試運転前に完了することができます。
本来の試運転作業に集中することができるようになりますので参考にしてみて下さい。

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