キーエンスタッチパネルVTを使用する際にタッチパネル側のみで演算して数値やデバイスデータを表示してくれると便利ではないでしょうか。
VT側のみで演算することによって、PLC側のプログラム作成量が減るだけでなく、タッチパネルが複数あっても演算を個々に持たせることによってPLC側の演算デバイスを増やす必要がなくなります。
VT側で演算できる機能を知らない方は非常に損をしておりますので、この機会に覚えるようにしましょう。
今回はキーエンスVTシリーズのワークシート使用例について紹介します。
VT ワークシート設定方法
ワークシート起動
ワークシート記入例
ワークシート使用方法
VTフリーワード
タッチパネル固有で持っているフリーワードがMW100~FFFまで存在します。
こちらを使用して演算を記述していきましょう。
参考使用例
MW104 = MW100 × MW102の演算結果をモニタ値D0のオフセット値として利用し、モニタ値をずらすように表示するという方法を参考使用例として紹介します。
セル設定
セル演算設定
演算結果出力設定
参考タッチパネル
モニタ値D0 オフセット設定
シミュレーション結果
まとめ
・ワークシートを使用することによってPLCでの演算が不要となる。・複数タッチパネルがある場合、PLCの複数演算を記載する必要がなくなる。
www.niwakafa.com
www.niwakafa.com
www.niwakafa.com
www.niwakafa.com