エアーシリンダって、出端、戻端などしかわからないですよね。
サーボモータなどはエンコーダがついておりますので、自分の位置情報を把握することが可能となっております。
エアーシリンダはオートスイッチを取り付けることによって、自分がどの位置にいるか判断することが可能ですが、出ている、戻っているなど端、限界位置しかわかないという特徴があります。
しかし、SMCのものさしくんを使用すると、エアーシリンダでも自分がどこの位置にいるかをサーボモータ同様に判断することが可能となります。
今回はSMC ものさしくんの計測値算出方法ついて紹介します。
ものさし君 配線接続・設定方法
配線接続図
出力ブロックのOUT1~OUT5はあくまでも一定値や設定した値になった時に出力される信号となりますので、本当に現在の計測値を知りたい場合は下記のBCD出力配線接続図を参考にした方が良いです。
BCD出力配線接続図 表示値出力
常時、ものさし君で位置を計測・算出したい場合はBCD出力の配線をすることをお勧めします。
オプションでBCD出力が選択できるようで、これを使用することによって、ものさしくんに表示されている数値をPLCに取り込むことができます。
設定方法
ほぼ初期設定で問題ありませんが、ファンクション(1)プリスケール・接続機種のみしっかり設定する必要がありますので、機種を確認して設定して下さい。
ものさしくん計測値算出 参考プログラム
デバイス初期化 / 桁数10^-2算出
桁数10^-1算出
桁数1算出
桁数10算出 / 符号情報
まとめ
・エアーシリンダでもものさしくんを使うと現在位置がわかる・常時現在位置を把握するためにはBCD出力のオプションを使用する
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