キーエンスKV-7000シリーズでも既存のCC-Linkシステムを流用したい!
そのような要望があるときにキーエンスにはCC-Linkマスターユニットがあるため流用することができます。
CC-Linkは省配線で大量のデータをやり取りすることができるRS-485ベースの通信システムです。
CC-Linkは三菱電機のイメージですが、キーエンスも市場を取りたいためマスターユニットを用意しているのでしょう。
また、私も意外とキーエンスPLCを使用しているという事実をここで述べておきます。※数年前の情報ですが参考になれば幸いです。
では、以下よりKV-7000シリーズのKV-CL20によるCC-Link設定方法を紹介します。
流れだけざっくり説明しますと下記のCC-Link構成パラメータを設定し、PLCへ書き込めば終了となります。
CC-Link構成パラメータ設定
PLC書き込み
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KV-7000シリーズ CC-LinkユニットKV-CL20設定方法
CC-Linkユニット KV-CL20追加方法
まず初めに、システム上にCC-Linkユニット KV-CL20があるということを設定しなければなりませんので、ドラック&ドロップにてKV-CL20を組み込みます。
CC-Linkユニット ユニット設定方法
Point.システムを把握し、それぞれパラメータを反映する
CC-Linkを構成する上で、システム上必要なパラメータが存在します。
それらを把握し、自分の設計するシステムに合うようにパラメータを設定・反映するようにして下さい。
KV-CL20 CC-Linkパラメータ設定方法
KV-CL20 CC-Linkパラメータ新規作成
CC-Linkローカル局 追加方法
Point.ローカル局がどのようなデバイスなのか把握する
ローカル局には様々なものがあり、リモートIOなのかインテリジェントなのか様々です。
機器の取扱説明書に必ずローカル局として設定する際には、どのようなデバイスとして扱えばよいか記載してありますので探すようにして下さい。
なければメーカーに問い合わせするのが早いでしょう。
【動画】CC-Linkインテリジェントデバイス局追加方法
追加する方法はドラック&ドロップで終わりですので、各種設定も上記動画のようにしてもらえれば問題ありません。
まとめ
・CC-Link構成するにはシステムを把握する
・システムに応じてパラメータ設定が異なるので注意
・