あまり馴染みがない方も多いと思いますが、PLCで文字列を扱う場合に文字列の長さを知りたいということが発生します。
なぜ文字列の長さを知りたいのか。
シリアル通信で文字列の長さを指定することがあるからです。
シリアル通信でいくつの文字列を送るからしっかり送ってねということをユニットに情報として与える必要があるので、その場合に文字列の長さを指定します。
固定文字なら固定値で入力すれば良いのですが、可変する文字ならどのように判断すれば良いでしょうか?
そう、送る文字列のサイズが変更されると文字列の長さを変更する必要があり、これを自動で判断することができる命令が文字列長さ検出命令LENです。
今回はGX Works3の文字列長さ検出命令LEN(P)について紹介します。
広告
文字列長さ検出命令 LEN(P)
GX Works3 文字列長さ検出命令LEN(P)
Point.LEN D0 D100でD0文字列の長さをD100に格納する
GX Works3 文字列長さ検出命令LEN(P)動作解説
Point.文字列の長さ検索方法を自分でも把握する
GX Works3 文字列長さ検出命令LEN(P)プログラム例1
Point.D0に"abc d"の5文字が格納されD100に5が格納されていることを確認する
GX Works3 文字列長さ検出命令LEN(P)プログラム例2
Point.D0に"abc de fg"の9文字が格納されD100に9が格納されていることを確認する
まとめ
・LEN D0 D100でD0文字列の長さをD100に格納する
・文字列の長さ検索方法を自分でも把握する
・D0に"abc de fg"の9文字が格納されD100に9が格納されていることを確認する