電卓プログラムは簡単そうに見えて意外と作成すると難しいです。
どのように処理していくか、+-×÷の連続演算の時どうするか。
データレジスタをあえて浮動小数点用にして処理させないといけないとか、色々と制約や考えをしっかりしていないと電卓プログラムはできないと感じました。
今回はメールで連絡を頂きました内容、電卓プログラムの作成方法をGX Works3を用いて紹介します。
www.niwakafa.com
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GX Works3 電卓プログラム作成
電卓デバイスマップ作成
Point.まずはソフト設計図となるデバイスマップを作成する
まず電卓プログラムを作成する前に、デバイスマップを作成します。
ソフト設計図と同様で、このデバイスマップがないとプログラム作成が複雑化してしまったり、デバイスが重複してしまったりするからです。
電卓プログラム 入力・オールクリア
Point.データを削除するようにプログラムを作成する
電卓プログラム 演算入力処理
Point.演算が入力されたら処理を行うようにプログラムを作成する:M40
電卓プログラム 演算入力処理
Point.M40の立ち上がりでD0やD10やD40、D42を演算処理する
電卓プログラム 連続演算処理
Point.=ではなく演算+-×÷処理を継続された場合の処理するプログラム
電卓プログラム 連続演算処理/数値入力処理
Point.数値入力はあえてプログラムで処理させる
データレジスタDをあえてタッチパネルの入力を使わずラダープログラムで処理するようにしております。
自分で勉強するためでもありますが、案外難しいですね。
電卓プログラム 数値入力処理
Point.整数と小数点入力の処理が異なるため注意が必要
電卓プログラム 数値入力処理
Point.入力された数値は一時的にデータレジスタD4に格納する
電卓プログラム 数値入力処理
電卓プログラム 数値入力処理
Point.整数入力と小数点入力処理を確認する
まとめ
・プログラムを作成する際はデバイスマップ作成が重要
・演算+-×÷=や数値入力の処理を考えてプログラムを作成する
・あえて数値入力をプログラムで処理するように作成
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