FA業界はどんどん安全思考が広がりつつある。
— にわかFA電気屋💡シーケンス制御屋 (@FA36601032) 2019年4月7日
特に食品関係。
機械装置に疎い女性や海外労働者を雇う上で、工場側はどんどん安全第一を優先していく。
メーカーはそれを意識して装置を作らなくてはならない。
工場の労働者の多くは外国人もしくは女性です。
どの工場でもそうですが、パートやアルバイトで雇うことによって人件費を抑えることが目的でしょう。
正規社員もいますが、生産ラインの稼動率を把握し、出荷や材料手配などをメインに行っている場合が多いです。
なにはともあれ今後、工場側は多くの外国人・女性の労働者を雇うでしょう。
外国人労働者と女性の作業者が機械装置を全て把握するのは困難です。
作業者というのは、ライン起動や材料の充填が主な作業となります。そんな作業者に対して、電気機器や機械装置の動作を全て把握するのは不可能であり、機械への巻き込まれなどを防ぐということもメーカー側が意識しなければなりません。
電気的な安全を考慮すると、動力遮断を行うことが第一条件でしょう。
動力遮断を行うためには、セーフティーリレーモジュール(IDECのHR1SシリーズやOmronのG9SAシリーズなど)と電磁接触器(三菱電機FAのMS-Tシリーズなど)を使用します。
メーカーの安全対策として、カバーや柵などの取り付けが必要である。
— にわかFA電気屋💡シーケンス制御屋 (@FA36601032) 2019年4月7日
電気的には安全リレーモジュール:HR1S-ACシリーズ IDEC、扉閉検出:GLS-1 OMRONやHS5Dシリーズ IDECなどを使用する。
扉開となった場合、安全リレーモジュール出力がOFFし動力遮断をする
AC200Vは電磁接触器を用いることで遮断することができ、DC24Vはセーフティーリレーモジュールの接点出力でDC24Vを遮断すれば良いです。
※主にAC200Vはモータ、DC24Vはエアーシリンダなど。
機械に作業者が触れないように、安全カバーの設置を行うことがあります。
安全カバー検出は近接センサーを使用したり、セーフティードアスイッチを使用したりと様々です。
コストや設置場所に応じて選定しましょう。
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