プログラムで便利なのが検索したい値を指定したデータレジスタの範囲で調べることができるデータサーチ『SER』命令です。
センサーのON,OFFのデータトラッキングからワークの隙間を見ることができるので、振分やNG排出などの範囲検索でよく使用されます。
【目次】
はじめに
広告
FOR~NEXT命令でも検索するプログラムを作成することは可能ですが、簡単に検索する命令がSER命令となります。
データ処理命令:データサーチ
S1:検索するキーワード
S2:検索するデータレジスタの先頭番号
D :キーワードS1と一致したデータレジスタS2~検索数の一致した位置
D+1:一致数
n:検索するデータレジスタの数
実例ソフト
S1:k1
S2:D2000
D:D1990
n:k10
上記転送は実例をわかりやすくするために転送するデータとなりますので気にしないで下さい。
実例
シミュレーションにてデバイス/バッファメモリ一括モニターでデバイスをON,OFFしています。
データ検索結果の一致した位置はD2001の2番目を格納し、一致数はONした数だけ増えているのがわかると思います。
終わりに
広告
このSER命令を応用すると様々なことができるようになりますので、参考にしてみて下さい。