GX Works3にはGX Works2にない機能があります。
それが大小比較で符号有り、無しを選択することができるのです。
それが<_Uであり、<_Uは符号無しで比較できます。
<だけであれば符号有りで比較されます。
プログラム例を見てみましょう。
D0に-5をD2に6を格納しました。
通常であればD0よりD2の方が大きいと判定しますが、人間の世界と異なりプログラム上では数値を扱うには必ず範囲が存在します。
マイナスを扱うならプラスだけ扱うよりも半分の正数しか扱えなくなります。
これは同じ数という量を、プラス側に割り振るか、マイナス側にも割り振るかということなので、当然そのようなことがおき、プラス側に振り分けたとしても通常の比較演算ではマイナスとして扱ってしまいます。
それをなくすことができるのが、<_Uで符号無し、つまりプラス側のみと判断して比較します。
その結果はプログラム上に乗っていますが、正しく表記されているのがわかると思います。
まとめ
・<だけであれば符号有り
・<_Uは符号無し