以前紹介しました『電気設計業務を勉強する3つの方法』でPDCAサイクルを回すことで実力を伸ばせると話しました。
電気設計業務を勉強する3つの方法 PDCAサイクルを回す
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実際、どのようにすればPDCAサイクルを回せるようになるのか。
実例で紹介した方が早いでしょう。
このPDCAサイクル方法が出来れば、あなたの実力も徐々に伸びていくことでしょう。
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小規模制御盤設計方法
設計課題提示
Point.Plan:計画 自分で課題を提示する
今回はコンベヤ3台、センサー3つとします。
搬送イメージとしては、センサーでワーク検出したらコンベヤ停止。下流側にワークがなければ搬送するようにします。
簡易回路図作成
Point.課題から簡易回路図をつくる力を身に付ける
仕様情報というのは虫食い問題のようにお客様から来る場合が多いです。
虫食いの部分をこちらから提案できるような電気設計者にならなくては、就業時間内に仕事が終わることは少ないでしょう。
自ら仕様を決められるほどの知識・経験・実力を身に付けるためにも、自分でこれくらいの簡易回路図を書けるようにしましょう。
NFB:ノーヒューズブレーカー
FR-D720-0.1K:三菱電機製汎用インバータ
MC:電磁接触器
AVR:直流電源
簡易制御盤図作成
Point.簡易回路図から簡易制御盤を設計する
最初は実際に設計しないと寸法がわからないと思いますが、私はなんとなく感覚でわかるようになりました。
これらの資料も30分掛からずに書き上げました。
これを清書すれば図面として書き終わるかと思います。
私の資料を清書してみても良いかと思います。
まとめ
・PDCAサイクルを回せば実力が伸びる
・仕様書も完璧でないことが多い
・自分で設計できる力を身に付ける必要がある