何度かタッチパネルの異常表示について紹介していますが、今回は発生している異常が何なのかという詳細を表示させる方法を紹介します。
【目次】
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異常詳細表示の利点とは
異常詳細を表示することは、オペレータが取扱説明書を見ることなく、現場にて異常内容を知ることができるため、工場生産ラインを最小限の時間で復旧することができます。
異常詳細コメント
異常詳細コメントを設定することで表示することができます。
異常が増えれば当然、増やす必要があります。
苦労しますが、作ってしまえばオペレータに見てもらえばトラブルも解決しますので、頑張って作成しましょう。
異常詳細表示方法【ベース画面】
ユーザアラームを設定、設置

全アラームを表示するために作成します。
アラームコメント番号を設定

コメント番号を出力することで、現在選択されているアラームの番号をデバイスに格納することができます。
アラーム設定完了、発生詳細ボタンを設置

このボタンを設置することで、異常詳細を表示するフラグとします。
異常詳細させるオーバーラップウィンドウ番号を設定

異常詳細で表示するオーバーラップウィンドウ番号を指定することで、異常詳細画面を表示することができます。
異常詳細表示方法【ウィンドウ画面】

コメント表示種類にアラームコメント番号を設定

コメントグループ、コメント表示方法を間接デバイスで設定

異常詳細表示方法【コメント】

コメントを設定することによって、異常詳細を表示することができます。
異常が多くなればなるほど、この作業がしんどくなりますが、初めから作っておくと楽です。
異常詳細表示

終わりに
異常詳細を作るのにもいくつかの手順を踏む必要があり、作成者は苦労しています。
しかし、作成しておくと、オペレーターにとっても使い勝手が良いシステムになります。参考にして見て下さい。
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