オペレーターのレベル(管理者、責任者、作業者等)によってライン設定を変更できる範囲の制限をかけることがあります。
それの理由として、工場の多くでライン作業未経験のパートさんが作業することが多いためです。
その方々が動作に影響するパラメータを変更した場合、生産が止まり、工場側は生産が遅れることになります。
工場側が不利益になるような行為を制限するために、パスワード(ロック)をかけることが多いです。
パスワードのイメージは次の動画のようにしていきます。
1.ロックした部分がクリックされる
2.パスワード入力画面がポップアップ
3.入力完了すると画面が切り替わる
※照合結果によって、表示するものは変えるようにします。
【目次】
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パスワードウィンドウ設定
まずパスワード入力画面を作成します。
パスワード入力完了通知
書き込み完了デバイスを指定します。
ONしてOFFしてもらった方がソフトが簡単になりますので、500msecだけONするようにしました。
パスワード照合不成立
入力したパスワードが設定値と異なる場合、上記の文字が出るようにします。
長方形の図形を表示/非表示することがY1183で設定したので、Y1183を制御してコメントを表示/非表示します。
ポップアップ
ポップアップさせるためにボタンを押されたらオーバーラップ2にウィンドウ画面2を表示するように設定します。
ポップアップ終了設定
ポップアップを画面切り替えされた場合に終了するように設定します。
これをしないと電源を立ち上げた時に勝手にポップアップされた状態になっている場合があります。
『ベース画面の切り換えと同時にウィンドウを閉じる』にチェック入れて下さい。
データレジスタ照合、変更
終わりに
パスワード設定は多くの工場で要求される基本事項にもなりますので、パスワード(ロック)作成の参考にして下さい。
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