【応用】PLC(シーケンサ)のデータレジスタ処理 ー三角関数演算SIN,COS,TANー

PLC(シーケンサ)で三角関数を使ったことはありますか
特殊なものじゃない限り使わないと思いますが紹介したいと思います。


【目次】

広告


特殊関数 SIN

f:id:vv_6ong_3ka_cp:20180510122745j:plain

ここで注意しなければならないのがデータレジスタは浮動小数で扱わなければならないことです。
通常で使用している場合は浮動小数ではないので注意して下さい。

参考プログラム

f:id:vv_6ong_3ka_cp:20180510122756j:plain

参考プログラムがありましたので、載せます。

『FLT』:データレジスタを浮動小数に変更する命令
『RAD』:単位degreeをradに変換する命令

作成プログラム

f:id:vv_6ong_3ka_cp:20180510122816j:plain

今回作成したプログラムとなります。
一部しか載せていないですが、ここが『浮動小数の変換』『degree→radの変換』『sin計算』となります。

タッチパネルに反映した三角関数SINの部品移動実行結果

f:id:vv_6ong_3ka_cp:20180510122831g:plain

部品移動を利用して演算結果を反映しました。
タッチパネルの部品移動は浮動小数でないので少し工夫が必要となります。

終わりに

三角関数を扱う場合、普段使用しているデータレジスタではなく、浮動小数が扱えるようにしなくてはならないです。
そこがとても重要ですので注意してください。

広告