【PRIVATE】組み込みソフトウェアとPLCとの違い ーPLCの汎用性についてー

私は、転職活動を少しずつ行っているのですが、半導体加工装置メーカーでとある企業の選考を受け、組み込みソフトウェアというものに興味を示しました。もともと、私はC言語がベースで大学時代研究を進めており、組み込みソフトウェアはC言語でプログラムす…

【ラダープログラム】複雑な自己保持回路練習問題② シーケンス制御 GX Works3

自己保持をセット・リセットする方法は様々あり、現場では様々な手法でタイミングをわざとずらしたりインターロックを取ったりということを行っております。なかなか講習会では基本の型を重要視するため、このような複雑な手法をわざわざ紹介することができ…

【上級編】文字列比較$ シーケンス制御 GX Works3

PLC、シーケンサには文字列転送$MOVや文字列結合$+などASCIIコードと呼ばれる文字列のデータを処理する命令が複数存在します。ASCIIコードを処理するためには文字列転送命令や文字列結合命令など、それらの処理で事足りることが多いのですが、やはり文字列を…

【ラダープログラム】複雑な自己保持回路練習問題① シーケンス制御 GX Works3

自己保持回路というのはシーケンス制御で基礎の基礎であり、この自己保持ができない限り装置を動かしたり複雑な制御を行えたりということはできないです。自己保持をどのようにセットし、どのように解除するかというのはタイミングを考慮しなければならない…

【上級編】文字列結合$+(P)命令 GX Works3 iQ-Rシリーズ

文字列結合はアスキーコードをデータレジスタへ格納している場合に非常に効果的です。アスキーコードとは、PCで判断している数値 0x30 = 0, 0x31 = 1のことです。PLCのデータレジスタでは0x30 = 48, 0x31 = 49となってしまいますので、文字列転送命令$MOVを…

【上級編】文字列転送$MOV命令 GX Works3 iQ-Rシリーズ

文字列転送はPCとのシリアル通信を行う際などに多く使われる機能であり、例えばPLCで0だとしてもPCだとNULLというものになります。PCへ送る文字列をPLCから送る文字を”LON”と仮定すると実際のデータレジスタには”0x4C4F4E”という16進数を送ってくれます。…

【上級編】シリアル通信データ送信GP.BUFSND命令 GX Works3 iQ-Rシリーズ

シリアル通信と聞くと少し尻込みしてしまう方も多いかと思いますが、一連の私の記事を見て頂きましたあなたならもう安心してシリアル通信の仕事もこなせるでしょう。装置もので多軸のサーボモータを使用している方でもなかなかシリアル通信を行ったことがあ…

【上級編】シリアル通信受信データ読出しGP.BUFRCV命令 GX Works3

シリアル通信で相手機器から送られてくる情報を読み出す方法はiQ-Rシリーズのユニット専用命令であるGP.BUFRCV命令です。正直このような命令はシリアル通信を行ったり、特殊な機器を使用する際にしか使用しないため、普段はコンベヤ単体の制御しか行わない方…

【上級編】N-L20シリアル通信制御概要について

iQ-RシリーズのEthernetユニットRJ71EN71とN-L20のシリアル通信について紹介してきましたが、N-L20のシリアル通信って一体どのようなことができるのか、どのようなタイミングでバーコードリーダーで読み取った情報を手に入れるのかわからないと思います。私…

【上級編】シリアル通信コネクションオープン命令ZP.OPEN EthernetユニットRJ71EN71 GX Works3

シリアル通信を行うためには、ユニット専用命令であるZP.OPENという命令を使用する必要があります。なかなかユニット専用命令に慣れないし、様々なユニット専用命令があってこれいつ使うの?というものが多々見受けられますが、今回はそのいつ使うの?という…

【上級編】RJ71EN71⇆N-L20シリアル通信プログラム例 バーコードリーダー GX Works3 Ethernetユニット

iQ-Rシリーズ EthernetユニットRJ71EN71によるN-L20とのシリアル通信は制御コマンドを送信し、N-L20が返信コードをPLCへ送るようになるため、処理が非常に速いようです。PLCリンクのメリットは簡単設定でN-L20と通信が可能なところですが、デメリットとして…

【上級編】EthernetユニットRJ71EN71シリアル通信設定方法 バーコードリーダー GX Works3

iQ-Rシリーズとバーコードリーダーとのシリアル通信を行う際には、iQ-RのEthernetユニットRJ71EN71にもIPアドレスなどを設定する必要があります。シリアル通信設定(コマンド制御)にするメリットとして制御周期が早いということがあります。N-L20の通信速度…

【上級編】N-L20通信ユニット バーコードリーダーBL-1300設定方法 AutoID Network Navigator

PLCで様々なことができるようになってくると、バーコードリーダーと通信して振分を行って欲しいという要望が発生します。バーコードリーダーはキーエンス製がよく指定され、バーコードリーダーと通信できる専用ユニットN-L20があります。これは様々な通信方…

【中級編】主幹ブレーカ用スライド式ブレーカ取付台 篠原電機盤用パーツ

上記画像のような制御盤、ブレーカーの位置が高いです。ブレーカーの操作部分を制御盤面に出してほしいという要望から、ブレーカーの設置位置を高くしました。その際に使用したものが篠原電機のスライド式ブレーカ取付台です。篠原電機の盤用パーツにはメイ…

【中級編】E/浮動小数点除算 GX Works3

浮動小数点演算を行うことは、PLCを使い慣れている人でもなかなかいないのが現実です。複雑な制御や単位が異なるものを単位換算するような設備になれば使用することもありますが、それはごく少数です。複雑な制御や単位変換が異なるレベルの設備はサーボを複…