電気を知らないお客様に
— にわかFA電気屋💡シーケンス制御屋 (@FA36601032) 2019年2月11日
『仕様が決まっていないじゃないか!』と怒鳴ってはいけない
その分野の人なら自ら仕様を提示し、お客様に仕様を決めさせるように動くのが電気設計のプロです。
仕様が決まらないと嘆いている人は近くにいますか?
私は近くにたくさんいます。
そんな人に限って文句ばかり並べて、仕様を決めようと動かないタイプです。
まず、電気の仕様ってわかる人いますか?
素人に『ここの配線はKIVで、外部配線はVCTで、電流値が高いので3.5sqにここはします。』と伝えたところで、どうぞご自由にとなるはずです。
餅は餅屋、わかる人がここはこうすると伝えて、仕様を固めるのができる電気設計者ではないでしょうか。
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企業、または個人でその仕事の責任者になった場合、お客様に『どうします?』という問いかけより、『こうやります!』と述べるのが正解でしょう。
最近、機械担当者と私でお客様と打合せした際に、機械担当者は『ここはこうですか?』や『ここはどう考えてますか?』という話し方をしているとお客様の態度が急変。
完全にご機嫌が斜めとなってしまいました。
こんな状態でお客様と打合せするのかと思いつつ、『ここはこうします!』と私が開口一番言うと、『良いね👍』とお客様の機嫌が良くなりました。
本当に態度が180度変わり、話も前向きに聞いてくれるようになりました。
ここで、機械担当者と私の差は『自分から仕様を決めに行くか』だけです。
自分から仕様を決めに行くことにより、スムーズに仕様が決まり自分の楽なシステム構築も行うことが可能です。
ただ、こちらから言ったからには実行する責任があります。
それがリスクと考える人もいますが、メーカーとし仕事をこなすのと同じ責任であり、言った仕様を守れないような仕事をしているなら、仕事の根本がダメです。
今すぐ直しましょう。
自ら提案し、仕様の方向性を決定できれば、あなたの考えが仕様となります。
積極的に仕様の決定を行うようにすれば、お客様からの信頼も得ることができます。
今後のことを考えて行動していきましょう。