SMCにはCC-Link接続・制御可能なステッピングモータ LECPMJシリーズがあります。
CC-Link接続・制御を行い、動作モードをフル数値指示モードにすると様々な制御データを編集することができるようになり、多点ポイント制御を行うことが可能となります。
また、速度や加速・減速時間もPLCから編集可能となるため、場面ごとに速度や加速・減速時間を変えることができ、多彩な制御を行うことができます。
今回はSMC ステッピングモータLECPMJシリーズのCC-Link接続設定方法について紹介します。
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LECPMJシリーズ CC-Link接続設定方法
LECPMJシリーズ コントローラ型式指定方法
Point.CC-LinkタイプはT分岐形がおすすめ!
T分岐形にすると、複数軸の配線を行うときにCC-Linkの渡り配線が簡単になります。
LECPMJシリーズ コントローラ配線接続方法
LECPMJシリーズ CC-Link T分岐形
Point.T分岐形は終端抵抗も簡単に取り付けられる
CC-Link 局番/ボーレート設定ボリューム
Point.CC-Link局番やボーレートはコントローラ表面のボリュームで決める
LECPMJシリーズ 動作モード/占有局数
Point.オプション設定1 1:シングル、2:ハーフ、4:フル
1:シングル数値指定モード
2:ハーフ数値指示モード
4:フル数値指示モード
初期値は2:ハーフ数値指示モードとなっております。
LECPMJシリーズ 動作モード/占有局数設定方法
Point.動作モード/占有局数はコントローラ設定キットを使って設定
コントローラパラメータ設定キット LEC-W2
Point.Windows10では使用できないため、対象のPCを用意するか仮想的にOSを用意する
動作モード/占有局数を設定するためにはコントローラ設定キットが必要となります。
それと同様にOSもWindows XP、Windows 7、Windows 8でなければ動作しないようですので気を付けて下さい。
まとめ
・CC-LinkはT分岐形がおすすめ
・局番とボーレートはコントローラ―表面のボリュームで設定
・動作モード/占有局数はコントローラ設定キットにて行う