皆さんはサーボプレスというものを使ったことがあるでしょうか?
サーボプレスとは、一定圧力、または目標圧力に向けて加圧することができるものであり、速度や位置など様々なパラメータも自由に変更することが可能です。
サーボプレスを販売しているメーカーとして、IAIやCORETEC(コアテック)などがあります。
今回はCORETEC(コアテック)のサーボプレス、主にEthernet/IPについて紹介したいと思います。
CORETEC(コアテック) サーボプレスEthernet/IP通信設定方法
ソフトウェアツール WPS
コアテックのサーボプレスはコアテックより提供されていますソフトウェアツールが必要となります。
・WPS
・CPS
WPS/CPSどちらかが必要となり、今回はWPSについて話していきます。
WPSの立ち上げ
■ショートカット ※このようにしておくと楽です。
■ソフトウェアツール
メーカーより提供されるものです。
※購入者限定かと思いました。
WPS_SPの部分をダブルクリックすると立ち上がります。
Ethernet/IP通信設定
設定 / コントローラ設定 / オプションスロット
コアテックのサーボプレスのEhthernet/IPのIPアドレス設定はSlot1からデバイスを選択してから開始します。
■Slot1
Ethernet/IP
■各Slotの詳細設定
IPアドレス:****
サブネットマスク:****
デフォルトゲートウェイ:****
上記の各Slotの詳細設定にてサーボプレスのIPアドレスを設定することが可能となります。
PC通信用IPアドレス設定
コントロールパネル / ネットワークとインターネット / ネットワーク接続
イーサネットのプロパティ
■PC用のIPアドレスは必ず、192.168.1.1にする。
初期設定でサーボプレスがPCと通信する用に用意しているIPアドレスは192.168.1.1で設定されています。
これを変えるのは結構大変なので、192.168.1.1でPCのIPアドレスを変更して通信できるようにしましょう。
まとめ
・コアテックのサーボプレスはWPSのソフトウェアツールが必要・Ethernet/IPはオプションスロットにて設定
・PCのIPアドレスは192.168.1.1にする