上級編
サーボの同期制御は設定をしっかり行っていれば、同期制御のフラグをONして終わりとなります。最近は解説というより、参考を提示するスタンスなので、参考を眺めて頂ければと思います。
安川電機ロボットはCC-Linkで通信することができます。オプションとなりますが、ロボットを制御するためには必要なものだと思います。CC-Link通信の仕様を紹介します。
PLCとロボットとの通信はよくあることで、今後も増えてくるでしょう。今回は安川電機の6軸ロボットについて紹介します。ロボットといっても色々あり、その定義もしっかりなされています。おそらく皆さんが想像しやすいのは6軸ロボットと呼ばれるものです。今…
コンベヤ同士を同じ速度で同期させたいことはないでしょうか。同期方法は様々ありますが、エンコーダ入力をシンプルモーションユニットへ接続し、同期制御用のカム曲線を設定して行う一例を紹介していきたいと思います。
製品のバーコードを読み取って振り分け、そのようなことは多いのではないでしょうか。特に搬送能力、トリガーが必要ない場合、タッチパネルのUSBに接続を行い、バーコードリーダの情報をPLCへ転送します。今回は、キーエンスVT5シリーズのバーコードリーダUS…
QシリーズのPLCでファイルレジスタを使用する場合、拡張SRAMカードが必要です。ただ、Q03UDVCCPUなどのようなQnUDVCPUはファイルレジスタZRがすでに用意されており、設定すれば使用できるようになります。今回はそのファイルレジスタの設定方法について紹介…
タッチパネル画面をキャプチャーして保存したいとき、ありませんか?専用機と接続している場合、モニタしている画面をキャプチャーすれば、履歴として画像を残すことが可能です。今回はキーエンスVT5シリーズによるキャプチャー→SD保存方法を紹介します。
サーボの位置決め動作を行う場合、原点復帰動作が必要となります。サーボモータの原点復帰方法はいくつかあり、その機構にあった方法を選択する必要があります。今回は原点復帰の方法について詳しく説明しませんが、MT Developer2によるモーションSFCプログ…
指令生成軸とは、カム制御を使用する上で重要な役割があるものです。機械カムから電子カムへ切り替わるにあたり、今まで主軸としていたサーボモータの代わりを担うものであり、主軸をモーションコントローラ上で制御することができます。タイミングはカム曲…
モーションSFCプログラムを構成するものとしてトランジションプログラムと演算制御プログラムというものがあります。難しく考える必要はなく、『トランジションプログラムが条件成立しているかの判断プログラム』、 『演算制御プログラムがビットやデータレ…
『ジャンプ、ポインタは常時監視ができる』モーションSFCの特徴としてENDまで到達するとそのプログラムのスキャンを終了します。通常の動作でプログラムが終了してしまうのは困るので、ジャンプ、ポインタにてプログラムを終了させないようにするのです。今…
サーボモータのJOG運転。JOG運転はサーボモータのティーチング時よく行う方法であり、JOG操作ができないとティーチングや異常解除ができないということになってしまいます。基本的にサーボモータの立ち上げはJOG運転から開始します。ですので、必ずシミュレ…
3Dシミュレーション上にワークを表示させ、あたかも動いているように見せます。使用するものは部品移動と表示、非表示機能です。複数のワークが生成されても表示されるように、GX Works2プログラムでFOR~NEXT処理を行っております。下記に作成例を載せました…
前回紹介しましたカム制御による3Dシミュレーションのカム自動生成方法を紹介します。カムを利用すると1サイクルで完結しますので必ず能力の範囲内に収めることができます。また、製品による段取替えの必要がなく、プログラムによって簡単にカム曲線を変更す…
最近、ロボシリンダの表示位置を部品移動で表示してきましたので、その方法を紹介していきたいと思います。簡単にいいますと、ロボシリンダの現在位置(動いた距離)を部品移動の表示位置データレジスタに反映しているだけです。この調整が大変なのですが、…
FA電気設計者はラダー言語に親しみがあり、おそらくモーションSFCプログラムに触れる機会が少ないと思います。たくさんモーションSFCプログラムに触れているという方は、サーボモータの多軸制御を多く行っており大規模な設備やロボットなどが含まれるライン…
今回の目的としてはMT Developer2の使用方法を学ぶことにあります。学ぶためには実際どのようにプログラムが動いているのか、サーボモータの指令がどのようになっているかを確かめる(動作を知る)必要があります。様々なシミュレーション方法がありますが、…
MT Developer2をご存知でしょうか。モーションコントローラを制御するためにはSFC言語が必要となり、SFC言語を記述することができるソフトウェアがMT Developer2となります。MT Developer2は三菱電機製のモーションコントローラQ172DCPUなどのプログラムを作…
先日公開しました広告のモーションコントローラ(CPU)についてご紹介していきます。【近日公開】モーションCPUによるサーボモータ制御 pic.twitter.com/EfPoZxXQ9x— にわかFA電気屋💡シーケンス制御屋 (@FA36601032) 2019年1月6日みなさん、モーションコント…
タッチパネルにロボシリンダの動作表示できたら面白くないでしょうか。どのように表示するかというと、GOTシリーズの部品移動を使用してロボシリンダの位置を表示します。これを応用すると様々なロボシリンダが動いている様子をタッチパネルに表示することが…
乱数ということばをご存じですか?乱数とは、ゲームとかでよく使う確率のようなものであり、擬似的にランダムな数値を生成することができるものです。当然、PLC(シーケンサ)でも乱数の命令RNDがありますが、乱数生成は行ったことがないので自分で計算して算…
KEYENCE(キーエンス)のプログラムソフト、KV STUDIOでは、スクリプト機能があります。スクリプト機能とは、簡易的なプログラミング言語の一種を指すものであり、ラダー言語では特に四則演算に掛かってしまうステップ数を大幅に削減できるというものです。記…
三菱電機製サーボモータのJ4シリーズのゲイン調整方法を紹介します。そもそも、サーボモータはご存じでしょうか。ネットで検索すると『サーボは追従性がよいからロボットで使う』とか『サーボはエンコーダが付いていて位置決めができる』とか、そんなうわべ…
『CC-Link』という言葉を聞いたことがあるでしょうか。FA関係者なら聞いたことがあると思います。簡単に言いますと、『省配線の設備ができますよ』という利点が多いシステムです。まず、CC-Linkについて説明しますと、CC-Linkとは三菱電機(株)が1996年から…
Industrial Shields製のPLC、M-duinoを使用してのステッピングモータ制御を紹介します。まず、このPLC、Industrial Shields製のM-duinoを聞いたことがあるでしょうか。 M-duinoとは、arduino IDEがベースであり、それを産業用PLCとして使用しているものです…
エンコーダという機器をご存知でしょうか。あまり知られていないと思いますが、一定距離進むと1パルス出力してくれる機器のことをエンコーダと言います。 その『エンコーダがPLCを使ってどのように使用できるか』というのは、さらに知られていないと思います…
PLC(シーケンサ)でこのSPD命令が使われるのは、パルスを計測して回転数を出し速度を出す場合などです。具体例としては、エンコーダの入力です。今回はそのSPD命令の使い方とその計算例を紹介したいと思います。
PLC(シーケンサ)のタッチパネルでグラフを表示したいときがあると思います。グラフ表示は案外簡単でしたので紹介したいと思います。
PLC(シーケンサ)でサーボモータを制御する際に、位置決めを行うと思います。 位置決め制御とは、『ある位置に行けというサーボアンプの命令を受けたサーボモータがその位置に移動する』ものです。今回は意外とテクニックが必要な360°回転の位置決め制御につ…
PLC(シーケンサ)で浮動小数点演算をしたことがありますか? 私は一度だけあります。C言語を扱っている人ならば、とりあえず浮動小数点のdouble型を宣言していると思います。 PLC(シーケンサ)では浮動小数点として扱うと、機器の移動量やタイマーなどの桁数が…