中級編
工場では様々な人が働いており、言語の選択というのは非常に多く要求されるようになって来ました。機械と作業者を繋ぐのはタッチパネルであり、そのインターフェースを充実させるのは電気屋さんの責任であると思います。今後予想される言語切り替えの方法を…
タッチパネルから速度を設定することによって、インバータの周波数を設定できるシステムがあると思います。 このシステムは、 『タッチパネル:速度設定』 ↓ 『PLCでインバータの周波数へ変換』 ↓ ※CC-Link通信 『インバータFR-E700へ出力』 という流れによ…
PLCでCC-Linkを行う場合、GX Works2でCC-Link設定が必要となります。CC-Link設定を行わないとCC-Linkのシステム構築を行うことができません。 設定は難しいことはなく、簡単に設定することができます。今回はPLCのCC-LinkマスターユニットであるQJ61BT11NのC…
低速周波数でモータを使用するとトルク不足が発生します。 トルク不足の際に使用することが多いのが『アドバンスト磁束ベクトル制御』です。アドバンスト磁束ベクトル制御というのは…正直よくわからないです。笑自分なりに解釈したのですが、簡単に説明しま…
産業を影ながら支えているエンコーダについてご存じでしょうか。 噛み砕いて説明すると、エンコーダとは内部に円盤があり、一定距離進むと1pulse(パルス)信号を出力してくれるものです。 その出力、つまり信号を出してくれるパターンが3パターンあり、それぞ…
PLC(シーケンサ)の入力ユニットには高速入力が可能なシリーズがあります。このユニットはPLCから書き込む際に設定を行わなければ、高速入力タイプとして認識せず、設定しなければ通常タイプとして機能します。高速入力が必要な例として数msecの入力信号のエ…
PLC(シーケンサ)でパスワードの入力結果が正しいか、不正なのかを表示する方法を紹介します。パスワードを入力しても反応しないと作業者もわからない部分がありますので、手間が掛かりますが表示するようにしたほうが良いと思います。
PLC(シーケンサ)で図形表示、非表示を行います。この利点としては、強調したい文字などを点滅しながら表示することができることです。
PLC(シーケンサ)で論理積WAND指令があります。これは非常に便利な命令であり、今後様々な場面で使うことがありますので紹介します。
PLC(シーケンサ)でよくあるのが『生産(稼働)時間を表示』することです。 大きな生産ラインだと生産時間を把握することは重要で、どれくらい稼働して生産しているかという指標になるのです。今回はデータレジスタを使用し生産時間の計測方法を紹介します。
PLC(シーケンサ)で分岐指令のCJ指令があります。これはC言語で言うとIF文のような働きをすることができる機能で、ある条件時に実行したくない命令を飛ばすことが可能となります。
工場では多品種製品が流れるラインがあります。製品の部分に穴が開いているデザインのものや薄すぎる製品など様々です。 今回は搬送物が薄く透明体でも検出することが可能となるセンサー『LR-W500』の使用方法を紹介します。どのようなセンサーかというと、…
工場の生産ラインではよく使用されているKEYENCE製センサーLR-ZB100Nについて紹介します。 LR-ZB100Nは、レーザーセンサーであり、IP68対応、材質がステンレスという製品で非常に使い勝手が良く、生食搬送や薬品関係に多く使用されています。レーザーセンサ…
PLC(シーケンサ)のプログラムソフトGX Works2でプログラムを写したい!と思うことはないでしょうか。以前プログラムを自動生成する方法を紹介しましたが、今回はプログラムを簡単に複製できる方法を紹介したいと思います。
PLC(シーケンサ)のGX Works2には、サンプルコメントを自動で転記してもらえる機能があります。普段使いますSM0やSD0などのコメントを取扱説明書を調べては入力してという作業を省くことができます。 また、インテリジェントユニット(CC-Linkユニットやシンプ…
生産工場ではよく『能力』や『タクト』という言葉が使われます。どのような意味か、それは生産ラインがどれだけ製品を作れるのかという指標を示しています。試運転時や生産時にしっかり生産ラインで能力、タクトが出ているか確認をする上でも重要となります…
工場の生産ラインで上流から製品が生産されていないのにコンベヤを動かしているのは電力の無駄です。 メーカー側としては常に動いていれば問題ないと思うかもしれませんが、自分自身が使用者、つまり電力料金を支払う立場だと考えてください。『なるべく電力…
今回は文字入力について紹介します。文字入力について少し調べましたが、あまり資料がありませんでした。 また、キーエンスでは文字入力が平仮名、カタカナ、漢字、英数字と変換できるキーボードがあるのですが、三菱電機には全て変換できるキーボードがない…
オペレーターのレベル(管理者、責任者、作業者等)によってライン設定を変更できる範囲の制限をかけることがあります。 それの理由として、工場の多くでライン作業未経験のパートさんが作業することが多いためです。その方々が動作に影響するパラメータを変更…
何度かタッチパネルの異常表示について紹介していますが、今回は発生している異常が何なのかという詳細を表示させる方法を紹介します。
学習キット作成はこれまで3回発表してきました。今回は、実際にPLC(シーケンサ)の出力信号でLEDの点灯を制御することができるか確認していきたいと思います。
FA技術者なら避けては通れないのがデータトラッキングです。製品がOK品なのかNG品なのか、またはAラインに振り分けるかBラインに振り分けるのかなどのデータを製品毎にトラッキングしていかなければならないことが多いです。今回はデータトラッキングについ…
今回はPLC(シーケンサ)の基本的な演算を行います。 演算と言ってもデータレジスタの使用範囲が異なり、データが上書きされてしまったということもしばしばあります。 実際にどのようになっているか紹介したいと思います。
時刻設定を行うことで、いつ異常が発生したのか、またいつのデータなのかを正確に把握することができます。時間がずれていると、お客様も不具合か?と不安になりますので、しっかり設定することが大切です。私がいつも行うのは、PLC(シーケンサ)の時刻データ…
PLC(シーケンサ)の学習キット作成の報告を行います。 今回はLED制御回路設計、動作確認がメインとなります。細かい計算が多いので、興味のない方は画像だけでも見て下さい。
よくプログラムを作る時に言われるのが"人は単純作業が苦手だが、CPUは単純作業が好き。それをやらせるプログラムを人が書く"ということです。例えば、1+1=2,2+1=3,3+1=4・・・を1日中行って下さいと言われたらどうでしょうか。人にもよると思いますが、私な…
PLCとタッチパネルはそれぞれで時刻を刻む機能があり、PLCの時刻とタッチパネルの時刻が別々に設定された場合、必ず合うことはまずありえないです。時刻というのがなぜ必要かというと、異常・警報発生時の時刻を知るためです。この時刻にはどのような異常・…
FA(ファクトリーオートメーション:工場の自動化設備)では必ずトラブルが発生します。工場の自動化設備で稼働率100%や不良率0%の装置を作ることは不可能であり、これらを可能にするのはいくら設備投資をしても無理でしょう。なので、工場の自動化設備にお…
PLC、シーケンサには入力デバイスXや出力デバイスYなどのビットが存在し、四則演算するためにビットデータを集めて10進数表示したりします。四則演算するためにビットデータを16ビット集めて10進数表示できるものを三菱電機製PLCではデータレジスタDと言いま…
PLC(シーケンサ)にはビットやデータレジスタのモニタ値を任意に参照できるインデックスレジスタというのが存在しているのはご存じでしょうか?インデックスレジスタでビットやデータレジスタのモニタする箇所を変更することをインデックス修飾(インデックス…