サーボ制御

【MR Configurator2】MR-J4シリーズ三菱電機製サーボモータのゲイン調整方法

三菱電機製サーボモータのJ4シリーズのゲイン調整方法を紹介します。そもそも、サーボモータはご存じでしょうか。ネットで検索すると『サーボは追従性がよいからロボットで使う』とか『サーボはエンコーダが付いていて位置決めができる』とか、そんなうわべ…

【応用】IAI SCONサーボプレス制御 プレス直値モード

IAIにはSCONサーボプレスというものがあります。サーボプレスは荷重を指定することによって、その荷重でプレス動作を行うことが可能です。ただ、IAIのサーボプレスはプレスプログラムを作成する必要があり、IAIのツールをPCからSCONに直接書き込む必要がある…

【上級編】サーボモータ絶対位置検出システムバッテリ電圧低下検出方法 シンプルモーションユニットRD77MSシリーズ

MR-J4Bシリーズで絶対位置検出システムを使用する際はバッテリを取り付ける必要があり、このバッテリは電圧低下したら警報を出力してメンテナンス作業、つまりバッテリの交換作業などを行って頂く必要があります。バッテリ電圧低下の警報を出力してあげない…

【上級編】サーボモータ絶対位置消失/原点復帰完了 シンプルモーションユニットRD77MSシリーズ

シンプルモーションユニットRD77MSシリーズを使用する際には必ずサーボモータを制御すると思います。サーボモータの制御にはサーボアンプが必要であり、サーボモータのシステムとして絶対位置システムというものを使用することができます。絶対位置システム…

【初級編】サーボモータMR-J4B停電時原点位置ずれ

MR-J4Bシリーズの三菱電機製サーボモータは原点位置をバッテリMR-BAT6V1SETで停電時エンコーダ部分に通電するようにしています。MR-BAT6V1SETの電圧は約6V、エンコーダの電圧は3.4Vほどなのでサーボアンプ側で降圧して、エンコーダのパルスを拾えるようにし…

【中級編】GOT2000シリーズ GT Designer3によるシンプルモーションユニットのサーボモータバッファメモリ参照方法

あなたは、タッチパネル画面を作成する際にサーボモータの情報をリフレッシュレジスタに格納したり、データ転送してデータレジスタ:Dに転送して表示するようにしていないでしょうか?実は、このリフレッシュしたりデータ転送し直したりする方法は効率が良い…

【中級編】PLC(シーケンサ)によるiQ-Rシリーズ シンプルモーションユニットRD77MSを用いた多軸サーボモータゲイン調整方法

シンプルモーションユニットRD77MSを使用する際は、GX Works3からサーボモータのゲイン調整を行うことが可能です。さらに、サーボモータが多軸であっても一気にゲイン調整をすることが可能です。三菱電機製PLCでサーボモータを制御するためには、シンプルモ…

【中級編】PLC(シーケンサ)によるサーボモータdegree座標検索演算方法

PLC(シーケンサ)でサーボモータの座標演算を行うことはあるでしょうか?座標演算を行う目的として、途中位置にいても近い位置にサーボモータを位置決め指令できることが利点です。距離の場合は特に気にすることはありませんが、degree座標の場合は0~359degr…

【上級編】PLC(シーケンサ)によるGX Works3のシンプルモーションユニットRD77MSを用いたMR-J4Bシリーズ各軸サーボOFF方法 Cd.100 U0¥G4351

PLC(シーケンサ)はプログラムをラダー言語で記述されており、そのラダー1接点あたり数n秒で処理されています。プログラムの演算が終わり、タッチパネルや各機器との通信が完了してトランジスタ出力を行う前の時間をスキャンタイムと言います。演算が終わっ…

【上級編】PLC(シーケンサ)によるGX Works3のシンプルモーションユニットRD77MSサーボアンプMR-J4Bシリーズ入力信号のバッファメモリ参照

PLC(シーケンサ)でサーボモータを制御することはあるでしょうか?PLC(シーケンサ)でサーボモータを制御する際には、PLC(シーケンサ)で直接制御することは演算周期上不可能であるため、2つ機器が必要となります。・サーボモータにPWM(Pulse Width Modu…

【PRIVATE】電気設計の技術・ノウハウをNoteで共有

FA業界には様々な産業機械があります。産業機械はお客様の要望を受けて製作され、長い期間稼働し、製品を生み続けることになります。製品を長い間作り続けるためには、どのように機械構成にし、制御させ、機械に不具合が起きないように調整され、そのノウハ…

【上級編】PLC(シーケンサ)三菱電機iQ-Rシリーズ シンプルモーションユニットRD77MSによるサーボ位置決め制御

シンプルモーションユニット RD77MSとはシンプルモーションRD77MSは、三菱電機PLC iQ-RシリーズでサーボモータJ3やJ4のSSC-NETⅢ/Hを使用する際にサーボアンプとPLC間の通信を補助し、サーボアンプに命令・指示を行いサーボモータを制御します。サーボの位置…

【上級編】PLC(シーケンサ)三菱電機iQ-Rシリーズ シンプルモーションユニットRD77MSによるパラメータ設定方法

シンプルモーションユニット RD77MSとはシンプルモーションRD77MSは、三菱電機PLC iQ-RシリーズでサーボモータJ3やJ4のSSC-NETⅢ/Hを使用する際にサーボアンプとPLC間の通信を補助し、サーボアンプに命令・指示を出してサーボモータを制御します。Qシリーズで…

【上級編】シンプルモーションユニットQD77MSによるサーボ押し当て制御

サーボモータの押当て制御とは?サーボモータを制御する際に、いくつか方法があります。1.位置決め制御 2.速度制御 3.補間制御などが挙げられ、その中に押当て制御があります。押当て制御とは、サーボモータの回転方向(正負は問わない)にワーク、もしくは機…

【上級編】シンプルモーションユニットQD77MSによるサーボ同期制御設定ーカム制御設定ー

サーボの同期制御は設定をしっかり行っていれば、同期制御のフラグをONして終わりとなります。最近は解説というより、参考を提示するスタンスなので、参考を眺めて頂ければと思います。

【上級編】シンプルモーションユニットQD77MSによるサーボ同期制御設定ーエンコーダ入力ー

コンベヤ同士を同じ速度で同期させたいことはないでしょうか。同期方法は様々ありますが、エンコーダ入力をシンプルモーションユニットへ接続し、同期制御用のカム曲線を設定して行う一例を紹介していきたいと思います。

【初級編】三菱電機製サーボモータMELSERVO-J5シリーズ コンセプト発表

MELSERVO-J5シリーズのコンセプト発表。MR-J3が古いなぁと感じるようになって、やっとMR-J4に慣れてきたら、次はMR-J5。まぁPLCをQシリーズからiQ-Rシリーズに移行するにあたり、メリットもないといけないですからね。既存のQシリーズユーザーをiQ-Rシリーズ…

【上級編】MT Developer2によるモーションSFCプログラム講座 ー原点復帰ー

サーボの位置決め動作を行う場合、原点復帰動作が必要となります。サーボモータの原点復帰方法はいくつかあり、その機構にあった方法を選択する必要があります。今回は原点復帰の方法について詳しく説明しませんが、MT Developer2によるモーションSFCプログ…

【上級編】MT Developer2によるモーションSFCプログラム講座 ー指令生成軸とはー

指令生成軸とは、カム制御を使用する上で重要な役割があるものです。機械カムから電子カムへ切り替わるにあたり、今まで主軸としていたサーボモータの代わりを担うものであり、主軸をモーションコントローラ上で制御することができます。タイミングはカム曲…

【上級編】MT Developer2によるモーションSFCプログラム講座 ートランジションプログラムと演算制御プログラムー

モーションSFCプログラムを構成するものとしてトランジションプログラムと演算制御プログラムというものがあります。難しく考える必要はなく、『トランジションプログラムが条件成立しているかの判断プログラム』、 『演算制御プログラムがビットやデータレ…

【上級編】MT Developer2によるモーションSFCプログラム講座 ージャンプ、ポインター

『ジャンプ、ポインタは常時監視ができる』モーションSFCの特徴としてENDまで到達するとそのプログラムのスキャンを終了します。通常の動作でプログラムが終了してしまうのは困るので、ジャンプ、ポインタにてプログラムを終了させないようにするのです。今…

【上級編】MT Developer2によるモーションSFCプログラム講座 ーJOG運転ー

サーボモータのJOG運転。JOG運転はサーボモータのティーチング時よく行う方法であり、JOG操作ができないとティーチングや異常解除ができないということになってしまいます。基本的にサーボモータの立ち上げはJOG運転から開始します。ですので、必ずシミュレ…

【上級編】モーションCPU(モーションコントローラ)によるカム自動生成方法-CAMMK-

前回紹介しましたカム制御による3Dシミュレーションのカム自動生成方法を紹介します。カムを利用すると1サイクルで完結しますので必ず能力の範囲内に収めることができます。また、製品による段取替えの必要がなく、プログラムによって簡単にカム曲線を変更す…

【応用】PLC(シーケンサ)によるモーションCPUを使用したカム制御 -3Dシミュレーション-

前回広告で紹介しましたカム制御による3Dシミュレーションを紹介します。これは以前からやってみたかったのですが、方法がなかなかわかりませんでした。実際GOTタッチパネルで3D表示して、サーボモータの現在位置をフィードバックして動作表示するという方法…

【上級編】MT Developer2によるモーションSFCプログラム講座 ープログラム記述編ー

FA電気設計者はラダー言語に親しみがあり、おそらくモーションSFCプログラムに触れる機会が少ないと思います。たくさんモーションSFCプログラムに触れているという方は、サーボモータの多軸制御を多く行っており大規模な設備やロボットなどが含まれるライン…

【上級編】PLC(シーケンサ)によるGX Works2&MT Developer2&GT Designer3の連携シミュレーション方法 -モーションコントローラサーボ制御-

今回の目的としてはMT Developer2の使用方法を学ぶことにあります。学ぶためには実際どのようにプログラムが動いているのか、サーボモータの指令がどのようになっているかを確かめる(動作を知る)必要があります。様々なシミュレーション方法がありますが、…

【上級編】モーションコントローラ(CPU)とは

先日公開しました広告のモーションコントローラ(CPU)についてご紹介していきます。【近日公開】モーションCPUによるサーボモータ制御 pic.twitter.com/EfPoZxXQ9x— にわかFA電気屋💡シーケンス制御屋 (@FA36601032) 2019年1月6日みなさん、モーションコント…

【上級編】三菱電機製サーボモータJ4シリーズのゲイン調整

三菱電機製サーボモータのJ4シリーズのゲイン調整方法を紹介します。そもそも、サーボモータはご存じでしょうか。ネットで検索すると『サーボは追従性がよいからロボットで使う』とか『サーボはエンコーダが付いていて位置決めができる』とか、そんなうわべ…

【中級編】三菱電機製MR-J4サーボアンプのバッテリMR-BAT6V1の交換方法

三菱電機製サーボアンプのMR-J4シリーズで絶対位置検出システムがあります。 絶対位置検出システムというのは、サーボモータの現在位置(エンコーダからのフィードバック)を忘れないように、バッテリMR-BAT6V1を用いて保持することであり、電源投入時に原点復…

【応用】PLC(シーケンサ)で三菱電機製サーボモータ位置決め途中速度変更方法

サーボモータの制御では、時折途中で速度を変更することが必要になる場合があります。 普段あまり使わない制御であり、使えると非常に便利です。